的外れな悩みに振り回される人々

見当違いの悩み

相手から誘われない
婚活で成果が出ない
事業の売上げが上がらない

こういう悩みにずっと振り回されている人、自分も含め周りに居ませんか?

相手から誘われないのは、自分に魅力がない せいだ
婚活で成果がかがらないのは、出会いの数が少ない からだ
事業の売上げが上がらないのは、競合他社がいい製品を出している ためだ

そうやって、本質と全然違うところで、悩むだけ悩んで解決に至ってない。
悩む時間がもったいないです。

一つ一つの問題を紐解く

相手から誘われない理由

自分の行動を振り返ってみて下さい。
寂しいとか、独りぽっちだと思われるのがイヤだという雑念を取り去った先、つまり純粋に会いたい!と思う人はどんな人でしょう?

会うと楽しい人です。

楽しいという感情は、好奇心がかき立てられる、や、歓迎されている、や、心が軽くなる、といった気持ちの変化。
会うだけで、自分の中の何かが、良い方向に変化する。それを楽しいと感じているのです。
つまりは、変化させられるだけの力を持つ人だけが、相手を引きつけることができる。

翻って、自分は相手にどんな影響を与えていますか?
良い方向の変化、・・・与えていますか?

婚活で成果が出ない理由

婚活の本当の目的を見つめて下さい。
未婚だと体裁が悪いとか、人にうらやまれる相手に恵まれたいとかいう雑念を取り去った先、純粋にどんな相手と結婚したいですか?

きっとほとんどの人は、一緒にいて幸せを感じられる相手を挙げるでしょう。

幸せとは、自分が自分としてしっかり居られること。
自分の足元がおぼつかないとき支えてくれ、自分もまた相手の支えとなれる存在で有り続けられること、それが幸せ。
一人ではひ弱い存在だからこそ、力を合わせて生きて行く。力を合わせることができれば、もう既に結婚に踏み出したも同然。

では、自分は誰かを支え、支えられていますか?
身近な家族、友人、偶然で会った人、習慣的に会う人。
そういう人との、力の重ね合わせ・・・出来ていますか?

事業の売上げが上がらない理由

事業の目的な何ですか?利益を得たいとか、「社長」という地位が欲しいといったエゴを捨て去った後、純粋になぜ事業をやろうと思うのでしょう?

それは事業をやる意義があるからです。

誰かの、何かに役に立つ。
ネジ1本だって、なくちゃ組み上がらない。必要な人に必要な物を届ける、それが事業。

では、今の事業で誰に何を届けているか、把握していますか?

出来事が上手くいかない共通点

相手から誘われないのは、貴方が相手に良い変化を与えていないから
婚活で成果がでないのは、身近な人と力を重ね合わせていないから
事業の売上げが上がらないのは、誰に何を届けているか意識していないから

3つ挙げた事項の共通点は、全て相手という「人」が絡むこと。
そして3つともに上手くいくために必要なのは、相手という「人」がいい状態になること。

いい状態にもっていくことができれば、自然と悩みは消えます。

人がいい状態になるために、貴方が出来ること

褒めることは、ある意味誰でも出来ます。目に付いたことにいい評価を下していればいいのですから。
「あらっ、その髪飾りかわいいね」
「ダイエットして、きれいになったね」
「○○大学に入学するなんて、すごいじゃな~い」
この言葉のくだらなさに、どれほどの人が気づいているでしょうか?
話し手は、安直に頭に浮かんだ言葉を口に出しているだけ。

相手が本当にいい状態になってもらいたいと願うなら、そんな安直な言葉ではなく、その人が頑張った点や込めた思いに言及するもの。
そういうのは、表立ってないから、発掘するのが難しい。
でも、発掘の努力を怠ってはなりません。
努力を怠らないことこそが、相手に対する敬意です。

本質を悩むとは?

敬意
と一言いっても、その正体は知れないし、実現方法も不明です。
端的に言えば、とっても難しい行為。
その難しさに向かっていく、真摯に向き合っていく、ということが結局本質を突き止めることになります。

相手のことをテキトーに考え、自分の論理を振りかざして、相手のことを考えている風味に取り繕っていると、即座に見抜かれます。
相手のために出来ることを考えるのは、骨が折れるし、頭も使う。でも辞めない、諦めない。
その粘り強さが、いつのまにか本質を引き寄せているのです。
自分の頑張りは、どこかで誰かが見ていて、その頑張りに信頼を寄せてくれたり、いい話を持ってきてくれたりします。
「人」絡みのお悩みは、まさにこんな風に解決します。

ですから、悩むなら、「相手に敬意を払えているか?」「相手をもてなせているか?」と考えるのがいい。
誰かのせい、社会のせいにするよりか、ずっと建設的です。