悔しいと思う心

美容室で雑誌を見ていたときのこと(たぶんMORE)。
鶴瓶師匠と蒼井優ちゃんの対談が掲載されていて、師匠が「ぼく落語50才から始めたんです。高座を一緒にやる人は、一流どころばかり。最初落語ネタもないしねー、全然うまくいかんくて、悔しかったんですよ。だから年下でも食らいついて教えてもろうたんです。」と話していた。

考えてみれば、「悔しい」に突き動かされて、遮二無二にやっているときって、苦しいけど知らないうちにめっちゃ集中していて、後で振り返るとその頑張りぶりが頼もしく思えたり、いい経験だったと感慨を持てたりする。


そういう経験って年を経る毎に少なくなっている(気がする)。
全然出来なくて、悔しくって、くっそぉーってなるより、全然うまくいってなくて、自分をダメ人間扱いして凹むってことの方が多い。
歯を食いしばらなくなってるね。

師匠は50才で、新しい世界へチャレンジした。
30代の私は、今何にチャレンジしている?

なんか自分が”守り”に入っているなーと思えたカットDAYでした。