なにが正しくて、なにが正しくないのかわからない時代

5-11歳の新型コロナワクチン接種を厚生労働省が正式承認しました。

世の中は、接種するのが正しいという意見と正しくないという意見に分かれています。最近は接種に対する警告や、ワクチンの有効性に対する疑問の声も上がってきています。

明らかにどちらが正しいとは判断できない状況で、どのような選択をとれるのでしょうか?

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答えのない世界で

先週、あるドラマの中で「人を殺してはいけないのか?」という問いが投げかけられました。主人公はこう答えます。

「人を殺してはいけないと法律で決まってはいない。罰則があるだけだ。状況が変われば、人殺しは賞賛される。戦争でたくさん人を殺した人が褒められるように。」

前提条件が違えば、人を殺すことでさえも容認されるのです。

この状況下の前提条件とは?

ですので、前提条件の整理が必要です。今回の場合はどうか、やってみましょう。

2019年末、武漢で新種のウィルスが見つかります。そこから世界中にウィルスが蔓延し、多くの人に肺炎を引き起こしました。

肺の弱っている人、基礎疾患を抱えている人、免疫が落ちている高齢者、に次々襲い掛かる魔の手。有名人が相次いで亡くなるニュースが流れると、人々は恐れおののき、救いの手を求めます。

その年の末、ウィルスに初めて対抗できるワクチンが誕生します。やっと手にした武器に、人々は安堵しました。そして一部の人がワクチンに心酔していきます。最初は慎重だった様子見派も、実習が受けられなくなったり、働けなくなったり、脅しにあったりして、打たざるを得ないに追い込まれ拍車がかかります。

いつのまにかマイノリティーだった接種済み派がマジョリティーに成り代わり、日本人特有の「人に迷惑をかけてはいけない」という性質も後押しして、国民の8割が接種するところまで行き着きました。

この動きの背景には、協調性という名と同和圧力が存在していたと考えられます。

前提条件への疑い

圧力をかけられた中で下す結論は、総じて誤りが多い。大切な真実が埋もれてしまっています。
今回の場合、どんな真実が埋もれてしまったでしょう。

  1. 製造会社の社長(59)は、ワクチンを接種していない
  2. 副作用の情報が十分に開示されていない
  3. 治験中であることの周知徹底がなされていない

まず驚くべきは、ワクチンを作った張本人が接種していないということです。この事実はなにを物語るのでしょう。効果に自信があるのなら、代表者が一番に試すでしょう。効果に自信があるなら、悪い面も堂々と公開するでしょう。「治験中」であることも、はっきりと明示するでしょう。

でもしていない。これではなにかあるんじゃないかと勘ぐってしまいます。

今こそ考えの転換期

現に、先行接種したイスラエルの結果は時間を追うごとに期待から外れていきました。接種を重ねるごとに、ブレークスルー感染が増え、とうとうロケット発射したような感染者グラフになってしまいました。

ならば日本も方向転換を図って、ワクチンにとらわれない戦略をとることが大切だと思います。男に二言はあってOK!柔軟な姿勢こそ歓迎されるべきです。

結局コロナ騒ぎに、一発で仕留めるような正解など存在しなかったのです。ワクチンにすがっても、家にこもって社会的接触を断っても、コロナを終息するには至りませんでした。

もうそろそろ考え方の転換を図る時期に来ました。何かをするんじゃなく、何を持っているかー足るを知るーに舵を切り替えてみませんか。

人を尊ぶ大切さ

太古の時代から、人はウィルスと戦いながら生きながらえてきました。その叡智が我々には備わっています。積み上げた歴史を胸に、それを研ぎ澄ませていく。必要な栄養をとり、太陽にしっかりとあたり、十分に睡眠をとって、ビタミン・ミネラル・タンパク質をとる。当たり前すぎるほど当たり前のことだけど、これが我々の持つ底力を発揮する手法だと思うのです。

人体に備わる防御は、私たちが考えるよりずっと優れていて、ウィルスが変異できるように、人間だって十分な栄養が与えられれば、生き抜くのに優れた変異を獲得できるのではないでしょうか。

誰が正しい、正しくないという二元論は、どう帰結しても後味の悪さを生みます。それより、人間という生命体の持つ底力を信じ、感謝し、磨きをかけ、愛し、信じることで、誰にでも平等にこの危機に対する希望が生まれます。

まもなくオミクロン株の亜種が市中感染を始めるでしょう。私は、この株が世界の人の運命を大きく左右すると考えています。どうかパニックにならず、救いを求めることなく、自分に、自分の足下に目線を合わせ、進んでください。

あなたのオーナーは、あなた自身です。

参考文献