カウンセラーの役割

前にストレスがたまると人の神経回路の使用範囲が狭まるという話を書いた。
その続き。

自分への悪口、イジメ、超過労働、低賃金・・・さまざまなストレスで人の頭は

ストレスでいっぱいになる。そして、視野狭窄に陥る。
視野狭窄といっても、一定の方向に狭まる。それは自分批判か他人批判。
現状が変えられないことにイラ立ち、閉塞感が漂う。
ここまで頭が負のスパイラルに巻き込まれたら、一人で脱出は不可能。
だから、考えを広げる手助けをカウンセラーにしてもらう。

カウンセリングを受けているときはカウンセラーは別の人間だけど、自分の
頭脳だと思っていい。その頭脳は、今まで自分が考えつかなった物事への
別の捉え方を与えてくれる。一回「あっ!」と気づけば、自分の捉え方の硬さ
に反省するきっかけとなる。

考えの硬さに気づいたら、自分で考え始める。果たして今まで見てきた世界は、
自分が思うほど【絶対】だったのか?
受験に成功したら【絶対】幸せ?
結婚したら【絶対】幸せ?
金持ちになったら【絶対】幸せ?
どんな事象にもプラスとマイナスの両面が存在する。それに気づけるように
なったら、だいぶ頭が柔らかくなった証拠だろう。