アプローチの角度

人間は広い角度をもつ。もし、他者にアプローチするときに批判の角度から
切り込んでいったら、他者は防御の態度をとるだろう。
共感の角度から切り込んでいったら、他者にあっさり受け入れられるだろう。

共感の角度のアプローチは、訓練をつんで初めて手に入る。

ダイエットや何かの技術の向上を目指すときも、自分に対して批判の角度で

アプローチするから失敗する。今、うまく出来ないことは悪くない、ただもっと
気分がよくなりたかったら、努力してみればいいんじゃないのように、自己を
否定しないで、気楽な気持ちでアプローチすれば成功する。

日本人は、幼いころから「あれはダメ」「これは人に迷惑をかける」と批判される
環境にさらされてきた。それは時に危険から身を守ったり、社会生活をスムース
に送る技量を身につけることに繋がるので、よい面もある。が、それだけだと
批判だけを浴びることになる。せめて自分は己に対し容認のアプローチをとろう。