今のところ、離婚危機回避

去年の5月に離婚届けに双方がサインして、もう結婚生活も終わりかと思ったが
今のところ持ち直している。

とにかく私は粘って粘って、相手の心理的世界を見ながら、具体的になにがどう足り

ないのか、説明した。

配偶者は
①人の気持ちが解らない
②傷つく、恥じる などの感情が欠落している
③自分以外の視点を持てない
④人に固執しない

おもいっきりシゾイドパーソナリティだ。
つまり、一人で生きるのが最適なタイプ。
精神科医に相談してもお手上げ状態だった。

やや自閉的なシゾイドパーソナリティは、私が大変な思いをしていても、放置される
ばかりなので、”支え合って感覚”がなくて、ずいぶんと寂しい思いをした。

ところが、粘って説明した甲斐あってか、配偶者は自分に欠点があることは認め
始めた。
認めた上で、ちょっとずつだが改善が見られた。
言葉一つにしても、やや共感気味の台詞を言えるようになった。

もともと男性は、他人の気持ちを想像することが苦手だ。
よって、男性に女性ばりに理解を求めても、不毛な争いにしかならない。
ほどよいところで、諦めて、頑張っているところを褒めるという作戦にしてから
多少なりとも、改善は見られたと思う。

実際、我々の生活は、夫婦というより、共同生活の方がイメージが近い。
あっさりとした付き合いだ。

結婚生活を長続きさせるためには、理想を捨て、諦める所はあっさりと諦める
ことだ。
3年間のたうち回って、得た教訓。

結婚生活はバラ色ではなく、戦い。
結婚前の人は、覚悟しておいた方が良い。