即座に否定していた過去

高校生の頃の私は、発言の語尾がごまかし系だったり、言った直後に今度否定するといった<はっきりしない意見の持ち主>でした。
この傾向は、母親そっくりです。

 なぜ自分の思ったことをストレートにはっきりと表明できないのか?


・・・それは、自分の意見を支持してくれる心の安全基地を持っていなかったから。

なにか主張しても、それを周りが認めてくれず総攻撃にあったら と思うと怖くて怖くて・・・。
発言をごまかしたり否定しておけば、[私断言した訳じゃないし]と逃げられるので、つねに逃げ道を作って自分を守っていたのでした。

まあ、そんなリンゴの腐った精神の私を好いてくれる人などおらず、つるむ仲間はいたものの、表面的でした。

あの青春のまっただ中、尖っていてもいいから自分の意見を持って堂々と輝きを放っていたかったなぁ~。

私のような傾向の人、大人になってもいるようです。
その人はまだ心の安全基地をもっていません。
だから攻撃にに耐えうれないし、耐えうるほどの戦略的脳も持っていない。
たぶん本人もそんな自分に嫌気がさしているでしょう。

そういう人ほど、愛着の傷の手当てを早く受けて心を回復して欲しいです。

一人一人考えなど違って当たり前です。
誰にだって意見はある。
それを言えないなら、言えない理由を探して治していきましょう。