ちょっと自分の中で変わってきたこと

私は自身の問題として、精神的脆弱性に真っ向から取り組んできた。
主には一般向けに書かれた専門家の書籍を読みあさり、それに自分の考えを重ね合わせて、日記やブログに表出してきた。

その最中は、専門家の先生方はなんとすばらしいのだと感嘆し、何度も何度も書籍を読み入った。

それがここへきて、書籍と一定の距離を置こうとしている自分がいる。

書籍がもたらす活字による情報は頭で理解されるのであって、心に直接響くことは少ない。
今の私が求めているものは、知識ではなく感覚である。
私が私でもいいという感覚は、体験によってしかもたらされない。
日常にひそむほんの些細な体験をしっかりと拾って、それを自己肯定の種に使う。
それが心がけていることだ。

心の鍛え方というのは、スポーツの練習に似ている。
何度も何度も間違えて、悔しい思い、恥ずかしい思いをして、涙を流して、身体に感覚をしみこませていく。

まだ心の鍛え方の方法論について確立しているわけじゃないんので、手探りではあるが、でもトライしてみることで、少しずつ変わっていくのだと思う。
意外なくらい自分の中で、求めるものが変遷してきているのだな~と感じる。

ACの回復にはこういった緩やかな変化が伴うものだと思います。