雑さと自分の戦い

私はちょっぴりおっちょこちょい。
ちょっとした確認をすっ飛ばして、ものを壊したり、けがをしたり。
そして、字もあまりきれいではない。

そんなザツさが、イヤ。
丁寧に物事を理解し、整理していく人がうらやましい。

3日前に、自分の名前を丁寧に書く人に会った。

線一本一本を習字で筆を動かすように書いている。
驚いた。
自分の名前をあんな風に書く人がいるなんて。
いつもざーっとテキトーに書いている自分とのギャップ。

そーいえば、その人は頭の中もスキッと整理されているのか、多くの言葉を口にするけど、内容がかぶったり、順序がごっちゃになることがない。
なんかすごくカルチャーショック。
自分のザツさが半端ない。

なんで、こんなにザツなのか。
どうして一つ一つを仕上げていかないのか。
自分に問いかけ、問いかける。

きっと早く結果を出さないとという焦りがあるから。
どんくさいと思われちゃいけない、相手を待たせてはいけない。

ほんとーはそんなことないのにね。
焦る方が無駄な動きが増えて、相手をイラだたせるのに。

小さいときから、できないことを「できるまで待っているからゆっくりやりなさい」ではなく「なんで、とっととやらないのよ」と脅されてきた自分。
やれないことが怖い。責められるのがイヤ。

こわいこわい、イヤイヤで逃げまくって、それがザツさを生み出してる。
ダメな自分、出来ない自分、ゆっくりな自分を認められない。
いいじゃねぇかと肯定してやる自分がいない。

なんだかなぁ、自分を責めてばっかの自分。
自分で自分を味方しなきゃ、いったい誰がアンタの味方すんねん?
自分の親かて、アンタさんを責めるんやで。
と自分に言い聞かせ。