過去の私のアホな行動

高校のとき仲のよい友達が3人がいた。卒業旅行をどうする?という話になったとき
そのうち2人が別のグループとも付き合いがあって、別のグループが企画する
案に乗ろうとしていた。その2人のうちの1人があるとき私に「私が大学受験
失敗したらKOMAが行けばいいじゃん」といったのを聞いて、あーこの人は友達じゃ
ないなと思った。

彼女は【自分は卒業旅行に行きたい、だけど受験に失敗したら行きたくない、だけど

キャンセル料は払いたくない、だから代わりに旅行に行ってくれ】というつもりだったの
だろう。
ばかばかしい。

ところが私は腹を立てていたのに、卒業後もその子と友達もどきの付き合いをした。
彼女が大学に進学して、薬剤師の試験に失敗したときも、なぐさめ、そして
合格したときは喜び、お祝いの品を渡した。結婚式にも出席した。
でも、彼女からお礼の一言もない。
あのつきあいはなんだったのだろうか?
要するに彼女は私を利用したのである。そして私の心が弱かったから、利用されている
のを分かっていて、それを甘受した。

本当の問題は私の心。彼女とさっさと絶縁しなかった私に原因がある。
今の自分ならはっきりと距離も置くだろうし、お願い事もお断りする。
でも若かりし私は友達づきあいがなくなることを恐れたのだろうな。それほど自分に
自信がなかったんだろう。

人は利用するとかしないという概念の上に存在しないと思う。
愛せるかそうでないか、それだけ。
愛せなければ、離れてしまうのがいい。離れてしまう際に最後の愛として、離れる
理由を述べればいいのだ。

自分がアホだったのはよくわかった。これからは同じ鉄を踏まないように、精進しよう。