そんなに簡単に世話してくれる人は見つからない

 

朝日新聞の「『孤族の国』の男たち」を読んで、なんか違うんじゃないか?と思ったこと。

以下本文抜粋--
どんなに手を尽くしても、日本人でなくても、伴侶が見つからない。家業の手伝いや
後継ぎを望むわけではない。老いゆく自分の世話をし、みとってくれる相手が欲しい
だけなのに。

当たり前である。結婚とは支えあう相手を求めることなのに、もらうことばかりで

相手になんのメリットも与えようという気のない人と生活をしようという女性が
どこにいようか?
ずっと結婚したくても、できなかったということは、出会う異性に対し、優しい言葉を
かけたり配慮をしたりすることができなかった証拠だ。
女性が望む心のつながりを積極的に作れない男性は、一人で生きるしかないでしょう。

厳しいけど、これが現実。


異性との関係性をうまく築けない人は人生のどこかで生き方を変えないと
いけない。伴侶がいなくても、若いときは仕事があって、元気もあって
なんとかしのげてしまう。だから、本当は修正しなくてはならないときに
まっいっかで過ごしてしまう。そのツケは未来しっかりとやってくるのにね。

分かり合える相手とで会うために、まず自分を変えるステップが必要となる。
このステップに何年かかるか分からない。それを終了してから、相手に出会い
話し合いを重ね、互いを理解する努力をするというステップを踏んで初めて
夫婦になれるのだ。

なのに記事にあるように、このオジサンが日本人を諦め中国人とお見合いをして
結婚するまでに要した日数2日って・・・ステップ飛ばしすぎもはなはだしい。
自分は他者のことがなんでも分かる超人とでも思ってるのか?
相手を理解できる自分になることも時間を要するし、相手に自分を理解して
もらうのも時間がかかる。
いくら仲介業者がせかしたとはいえ、結婚は自己責任で行うものであり
それを他者のペースで運んだ時点でこの結婚はおしまいだ。

私はこのオジサンは己を知らないと思う。
自分のことを棚にあげて、美女と結婚したいといっている30代の男性と
変わらない精神年齢だ。

老いゆく自分の世話をし、みとってくれる人なんて、よほどオジサンに人間としての
魅力と力量がないと無理ぞよ。
条件をあげて、××を強要しているわけでもないのに といっている時点でダメでしょ。
このオジサンが求めているのは、自分の言うことをきくペット。
人間を求めているようには到底見えない。