結婚式に拘りすぎる女は自尊心が低い?

結婚式は人生の晴れの舞台 ということで、結婚式に向けて異常なまでの拘りを
みせる女子たち。

まあ、多少の拘りを持つのは共感しなくもないが、その拘り誰のため?

来てくれるお客様のためなら、問題ない。

けど、ほとんどが自分のため。
人にほめられ、好意的に受け入れられる「結婚式」に、いままでのがんばりを報いら
れたいという思いをぶつけてないかい?

美人といわれたことがなくても、結婚式ならキレイといわれる。
器量無しや機転が利かない人材でも、いいところを拾い上げてクローズアップ
してもらえる。
悪いことを言う人がいないのだから、ここぞとばかりに思いの丈(拘り)を撒き散らして
結婚式を行おうとする--その心はキレイですか?

本当の晴れの舞台とは、誰かに「あなたがいてくれて本当によかった」と
言われることではないだろうか?
人生はたった一人の人に認められるだけで、ずいぶんと力強いものになる。
一人の人にその言葉を言われないから、大勢から薄く・数多くの言葉を求める。

自分に自信がなく、自分を尊重する力のない人は、自分の外に「私は価値の
ある人間だ」という確認を求めたがる。
けど、結婚式だけいいことづくめでも、実際は結婚という名の生活形態だ。
自信がなければ、また外に確認を求める。だから配偶者に「私を肯定して!」
攻撃を繰り返す。要求されたほうはたまったものじゃない。

結婚とは互いが自立していないと成り立たない。
どちらかがどちらかに執拗なまでに「寄越せ」攻撃をしていたのでは、片側の疲労
がたまってしまう。

結婚式に挑む姿を見るだけで、その人とやっていけそうか判断がつくのではないか?
誰のための、何のための結婚式なのか?
お色直しの回数や、有名どころのシェフの料理がよい結婚式の条件か?
本当に結婚式をやる意義を考えて、話し合いのできる二人こそ、未来共に歩んで
いける仲間なのだと思いました。