カップルはどちらかが考えるのを止めたとたん崩壊が始まる

つきあっているもの同士も、結婚しているもの同士も、二人が共に考え行動している
ときは上手くいく。
好きという感情は、自分を変えてでも相手を幸せにしたい、相手に振り向いて欲しい
という前向きな姿勢をもたらしてくれる。

だが、時間が経過して相手が一緒にいることの尊さや、最初の頃のドキドキ感が消失
すると、状況に胡座をかき、「どうして私の方に合わせてくれないの?」と思い始める。

養育環境の違う二人が同じ時間を共有するのだから、すれ違いはあって当然。
いままでは話をして互いの納得のいく方向を探っていた。
それが、片側が「私考えるの嫌だ。相手が変わればいいじゃん!」となってしまうと
状況が膠着し、にっちもさっちもいかなくなる。

そしたら、二人の関係は終わりである。

誰かが本の中で、「結婚とは今日結婚していたいと思うから継続するのであって、
そうじゃなくなったら結婚は破綻する」っていってたのは、このことだ。

誰かと一緒にいるということは、自分の価値観だけを推し進めることが不可能な状態
だ。だから共に変わる必要性がある。
それに気付くことができなければ、いつまで経っても一人で生きることになるだろう。

改めて考えることの大切さを認識しました。