大学ブランドなんて通じない

何度か大学について、書いたことがある。
MITのメディアラボの第4代所長の伊藤さんが、日本人の大学ブランドなんて
海外で通用しないと言っている。
私も同感。

私は××大学出身です。私は×会社の部長です。と本気で自慢している人をみる

と、バカか?と思う。
また自分の大学を一流大学だとか思っているヤツに関しても、同じ感想を抱く。

危機が迫ったとき、そのブランドとやらがなんか役にたつんか?
それより危機を乗り越えようとする勇気だとか、危機に対処するための策略を練る
能力のほうが、よっぽど役に立つ。

どんな学歴だろうとも、他者にメリットをもたらすことの出来る価値ある人間が
一番スゴいのだ。
そしてそのスゴイ奴は、自信があるから自慢なんてちっちゃなマネしない。
自分から、学歴、経歴など口にするはずがない。

ワールドワイドで通じるって、そういうことでしょう?
大学ブランドに縛られている人間を見るとお気の毒様、チーン(合掌)、と思う。
せいぜい声高に自分をご自慢ください。
でもね、現場で役に立たなかったら、あの人はブランドだけの人というレッテル
がつきますよ。そのレッテル、嬉しいですか?