幼き頃の記憶

日経ウーマンの記事を読みながら、そーなんだよねーと共感してしまったこと。

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「子ども時代、褒められた経験がないんです。“だからおまえはダメなんだ”とか、“なんでそうなの?”とか否定されるような言葉は山ほど言われてきましたけど…」

「頑固」「気が利かない」「素直じゃない」…両親からはそんな言葉を言われ続けてきた。
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私も褒められたことってない。
ピアノが上手く弾けないと、「発表会で私が恥ずかしいじゃない」と親が言う。
「友達少ないねー」「大学は国立ね」「理系で手に職をつけなさい」「○○ちゃんの家
は△△高校だって。頭いいね~」。
母親は、テレビを見る子に向かって「私はテレビはNHKの教育しか見ない。くだらない
物は見るに値しない」と言った。

-親のコンプレックスの裏返し、親の希望、親の比較結果、子供への見下し-
それが会話だった。
挙げ句、「病気は自業自得だから。ちゃんと生活しないのが悪い」と風邪の私に
曰いよった。

とにかくあの人(母親)といると疲れる疲れる。
心が くったくた になる。
親がいてくれて、心の支えになったとか、助かったとかいう感覚持ったことナシ。
常に後ろからムチで「やれー」と責め立てられてばかり。
それも親の見栄のためにね。

私の人生なんだったんやろ?

親ってなんですかね?
信じられる相手ですか?苦しめられる相手ですか?頼れる相手ですか?
孤独へ貶められる相手ですか?

親はいるんです。両親一応揃っているんです。
でも心の中に親がいない。
ぽっかり穴が空いている。
それどころじゃない。汚物もたんまり入ってくる。

くそっ!くそっ!
あたしゃーなんなんじゃい。アンタの掃き溜めかい?
親のために子供がいるの?
報われない心、救われない人生。

母の日とか言われても、正直なにを感謝したらいいのか?
虐待されたこと?締め上げられたこと?