頼りない配偶者を引き寄せる自分を考える

すぬーぴーさんのコメントをもらったことを機に、育った環境と似た状況をつくってしまう
パートナーを引き寄せることについて考えてみました。

学生時代、サークルでは、目がくりっとして、細くて、かよわい感じの女性に男性部員の

目が集まっていました。
先輩方の「○○ってかわいいなー」を、するめいか噛みながら「そうっすか?」と
聞いていた自分を思い出します。

私はどーみてもかよわい感じでは無かったのです。
やっぱり見た目も雰囲気も雑誌でいうところの「愛され」「モテ」系の方が、リーダー
シップを取っている人に気に入られやすいんでしょうか。

そもそも私はその「愛され」系にアレルギーがあります。
「んな、かわいく繕ったって、私の腹の中は真っ黒。上目遣いにパチパチなんて
出来るか(怒)」とか思っているのです。
黄色い声で「せんぱぁ~い」とは言えないんです。

そういうことを素で出来る人って、純粋に親に愛されたことがあるからなのでしょう。
親に「○○ちゃんは、とってもいい子ね。ママはどんなあなたも大好きよ。」と日常的に
言われたからこそ、「せんぱぁい、すごいです。尊敬♡」とか恥ずかしげもなく言える
んです。
親に「アンタなんか、何をやってもだめじゃない。」と言われた人は、褒めるなどという
異次元ワールドはマンガの世界だけなので、間違っても言えない。
となると、<男性頼れる所を見せる→女性褒める>の好ループが出来ず、
<女性が相手をいじる→誰にも相手にされない殿方が喜ぶ>といった間違いループが
出来上がる。
そして、モテないリーダーシップのない草食系のさらに腐ったのが側にいるという
事態になるのです。

要するに[どんな家庭に育ったか、どういう育てられ方をしたかで、恋愛に絡む相手
が決まってしまう]という不文律の中で、我々腹黒子(はらぐろこ)は生きているんです。

なるべくしてなった結果かぁ。
あの両親の元で生まれたら、幸せになれないんだな。
今はそう諦めるしかありません。
人生も折り返しにくれば、自分の人格が180度変わって、一発逆転ホームランなんて
ないことは分かります。

幸せは地道にやって、普通に生まれた人の3/4あればいい方。
そういう諦めも持ちながら生きていかねばならんのかもしれませんね。

すぬーぴーさん、どうでしょう?これがKOMAの分析デス。