ミステリアスさが1mmもない

私は「小悪魔」と呼ばれる異性を魅了する存在とは対極的に「超分かりやすい」人生を歩んできた人間である。
質問に具体的に答えずはぐらかしたり、ぼやかすことが全然できない。
その性格を内心、「おバカだな~」と思うことすらある。

どうして自分は洗いざらい正直にぶちまけてしまうのか?

それについて自身の内面を探っていこうと思う。

私は不認証のまま育てられた。即ち、親に認められず責め立てられて育てられたわけだ。
常に承認の飢餓状態にある。
だから、ナンデモイイ、承認されたい・・・。
そこで他人に自分のことをアピールしすぎてしまう。
結果として余分なことまで喋り過ぎ、影もへったくれもないような人間になるのだ。

このような生き方の場合、異性に振り回されることはあっても、振り回すことはできない。
どんな恋愛も相手に会わせて、尽くして、でも大事にされなくて疲れて辞めるという繰り返しだった。
相手を夢中にさせられなかったから。

分からないということは、不安であると同時にエンターティンメントでもある。
次どんなん来るかな?というワクワク感。
その高揚感を与えられない私は、相手からすると読める範囲で暮らす小さな人間だったのだと思う。
当然、どんどん扱いはぞんざいとなり、お互いに嫌気がさす。

結局生き方を変えなければ、相手を魅了することは出来ない。
パートナーという決まった人材と対で生きていくことが決定しても、やはり相手を魅了することは必要で、生活するなかで「あっ、こんな知らない面があるんだ~」と思わせることも、長く生活を共にする秘訣の一つだと思う。

なんでもぶちまけちゃうこの性質、なんとかしないとなぁ~。
ちょっと小悪魔研究するか?