受け身な私の唯一の意思は、依存

人生を謳歌できない人は、受け身に生きている人だ。
そして、私もその一人。
人生をかけて成し遂げたいことを見つけられず、愚痴やいい訳ばかり。
他人を見れば、ビクビク。本当に情けない。

でも私には唯一の意思がある。

その意思は、ズバリ、「依存!!」。
守られたい・愛されたい・必要とされたい、という欲望。
だからそれを満たしてくれる相手を求めて、さまよった。

結果、そんな都合の良い相手なんていなーいってわかった。

人間は人生のスタートで母親から無償の愛を受ける。
あふれんばかりの愛をもらうことで、余った愛を他人に分けることが出来るようになる。
これが受け身から意思を持った状態への遷移。

ところが、親が愛情を与えないと、いつまでも遷移が起きず、「愛をくれー」と叫び続ける。
意思を持つとか以前に、赤子の状態を脱していないのだ。

これは私に限らず、依存を求めるすべての人に当てはまること。
従って、依存から抜けるためには、自分で自分の母親を演じ、自身に愛を分け与えることだ。
本物の母親は、頼ってはならない。
そもそも、愛情を与えられない母親がこの状態の原因なのだから。

自分で自分のお守りをしよう。
それが意思を持つための大切なステップだ。