高望みばかりして、実を結ばない女性の問題点

papuriko.hatenablog.com
を読みながら、堂々巡りの高望み女王様に必要なのは何かを考えてみました。

著者のぱぷりこさんは、結婚したい~でもそこまでして婚活したくないという矛盾を抱えた女子相手に、「どうしたら問題解決できるのか。とうとうわかりませんでした」と締めくくっています。
確かに、アドバイスに「でもでも、だって」を全力で返してくる女子につける薬はなさそう。

だけど、いく分重なる考えだった若かりし頃の自分を省みれば、なにかしらの解決方法は見えてくるんじゃないか、と思ってしまうのです

若かりし自分と重なる部分

女王様がお望みになっているスペックの内、私にも心当たりがあるところが・・・。

  • コミュ力高い人じゃないと無理
  • 男からのプロポーズでないと幸せになれない
  • 35歳を過ぎて結婚を一度もしていない男は難あり物件である
  • 結婚相談所にいるような人間は、まっとうに恋愛活動してこなかった人間

穴があったら入りたい(恥)。めちゃくちゃエラソーでしたね。

でも当時は頑なに信じていたのです。男性はこうあるべきと。
トレンディドラマ(死語)に描かれてるレベルじゃないと、まともな結婚生活送れなさそーって。

洗脳 & 自己評価の低さが無駄に高い理想を作る

生まれた直後に「お金があって~、背が高くて~、コミュニケーションに長けてて、教養のある、やさしい人が好み♥」、なーんて思う人はいない。
ドラマに登場するヒーローに憧れたり、親せきのおばちゃんたちの男評価を聞いたりしているうちに、いつの間にかコレがいい男なんじゃ!と【洗脳】されちゃって、理想が青天井と化している。

でも、メディア等を通じて洗脳されるのは、25歳まで。
ヴァンサンカン過ぎたら、右を見ても左を見ても理想の殿方がいないこと、仮にいたとしても彼らのお眼鏡にかなわないこと、に気づいていち早く軌道修正していかないと。

もし、頭では分かってても、修正出来ないなら、たぶん問題は他にあるとにらんでよし。

私の場合、その問題とやらは「イラ立ちと恐怖心」。
相手の容姿が気に入らなかったら?収入が少なかったら?と考えを巡らせると、イラつかずにはいられなかった。同時に、「えっ?こんな人が好みだったんだ(嘲笑)」、「もっといい人選べたんじゃない?」「ちょっと○○が難よねぇ~」という周りからの辛辣な意見に耐えられそうになかった。

結婚したら、自分と相手は同じ存在と見なされて批判に晒されたあげく、自己評価が下がってしまうのが恐ろしかった。
今でも十分低い自己評価を結婚で下げるなんて受け入れられない、いやむしろ上げよう! というよこしまな思いが、理想をどんどん押しあげていった。

高望みする人ほど助けが必要

ということは、問題の原点は低すぎる自己評価。相手選び一つで、すっころんでしまう、と信じてる足元のおぼつかなさ。
もし地面にバーンと立ててれば、どんな男もドンと来い!と力強く受け止められる。

この低すぎる自己が作られたのは、ありのままの自分を受け止めてくれる環境がなかったからだと思う。
不機嫌になる親が嫌で、自分を押し殺して理想の子供を演じた。自分の判断は最下層、他人(主に親)の判断の方が優れていると盲目的に信じ、いちゃもんつけられそうなものなら、とにもかくにも謝って丸く収めようとする。そうやって周りを上げて、自分を下げて、挙げ句自分を見失った。

そんな人が婚活を始めれば、親の希望を先読みして、完全無欠の相手を求めることは想像に難くない。
傲慢きわまりない顔の下に透けて見れる自分のなさ。高い理想は本意などではなく、周りの期待を裏切らないようにと頑張り抜いてる彼女たちのSOS。

問題の解決方法は、コレだ!!

だから婚活コンシェルジュとか、そういう他人の手を借りましょうってことになる。
客観的目線を入れて、等身大の自分を探し当てていこう。
丁寧に自分を取り戻す訓練をしていけば、本当に求める相手が見つかる。
一生懸命自分に向き合った結果たどり着いたお相手なら、どのような批判を受けようとも、しっかりと太刀打ちできる。

恋愛問題には、階層があって、戦略的な層と心理的な層に分かれる。
戦う土壌が違うとか、アプローチの仕方が間違っている、という戦略的層の人は、ぱぷりこさんのアドバイスを実行すると有効だと思う。
高すぎる理想に手を焼いているとか、好かれることそのものが苦手、といった心理的層の人は、カウンセリングを受けることを勧めます。

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