かなぽんさんへ

はじめまして、かなぽんさん。
ブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今まで周りに振り回されてきたとのこと。
さぞや心落ち着かぬ日々をお過ごしのことと思います。

ブログに書いたこの記事は、お金関係で親族に振り回される人を一人でも減らしたくて取り上げました。かなぽんさんのような人の目に留まることを願って。
www.kokorononagare.com

ACであってもなくても、我々はつい血縁を「助けなければ、人ならず」と思い込んでしまっています。
確かに「助け合い」は大切ですが、それは我が身をしっかりと自立させた先の話です。

お嬢さんのおっしゃる通り、まずは「他者のことより、自分をなんとかする」ことですね。
罪悪感はいりません。

人は生まれてきた時点で、「自分のことは自分でする」という宿命を背負っています。その宿命に他者が手を貸す方が、「助け」ないことよりもっと悪です。
罪悪感を感じるならば、「助けてしまって、他者が自ら解決するチャンスを摘み取ってしまったこと」にしましょう。

そしてこれから先は相手に対し「『私が助けがなくても』乗り越えられる」と信じてあげましょう。それが敬意を払うということであり、一人前の人として見ているということです。
我々が出来る事は、「どうやれば、うまくいくと思う?」と問いを投げかけることだけ。

そうやって出来る事を見極め、必要以上に手を貸さないと戒めることが、「自分」を確立する最初の一歩です。

「助ける」ことより「助けない」ことの方が、ずっと苦しいし精神的にキツいです。
「助けない」と選択した時点で背負う物は十分に背負っていますので、思い悩むことはないですよ。

堂々と胸を張ってご自分の決断を伝えてください。ただし相手を見捨てる感じはよろしくないので、「私は今自分のこと以外できませんので、見守らせてください」と一言添える方がよいと思います。