受け身の方が我が強い

3日ほどブログをお休みし、札幌雪祭りに行ってきました。
10年以上前から行きたかったので、念願が叶って嬉しいです。
でっかい雪像見てきましたよ。
海産物も美味しかった~♪(旅行の行程の記録)

さて、北海道のおみやげを持って、知人宅にお邪魔してきました。
知人は、自分から他者を誘うのがたいそう苦手です。
いつも私に「また、誘ってね~」「いつでも来てね~」と言います。
でも自分からどうするという発言は一切ありません。
いわゆる受け身体質です。
受け身な人は、提案されたことに素直に従うことが多いので柔軟な人なのかと
思っていました。

しかし、今日知人と話していて、一向に私の話を聞こうとしない態度に、”もしかして
自分の考えにこだわっている?”という疑念が浮かびました。

知人と私のやりとりの中で、私が意見したくなって「あっ・・・の」と言いかけた直後、

知人は畳みかけるように持論を語るのです。まるで自身の考えに一瞬の意見も赦さ
ない様相です。
その頑なな態度には、柔軟性が一欠片もありませんでした。
それを見て私は、受け身な人ほど、”実は自分の考えを変えられない我の強いタイプ
なのでは?”という思いがわきました。

考えてみれば、受け身な人は、自分を拒絶されることを極端に嫌います。
だから断られる可能性のある”誘う”行動をしないのです。
しかし拒絶という痛みを持つことで、「提案が悪かったのか?」「タイミングが
悪かったのか?」など、様々な反省が生まれます。
反省するということは、自分の中に新たな価値を取り入れるチャンスです。
チャンスを前向きに捉えることが出来れば、心の柔軟性が生まれ、あらゆる
考えに対し、立ち止まって思考する姿勢が身につきます。
受け身な人はそのチャンスをみすみす逃しています。
そう生きる内に、柔軟性が固まって、我の価値にしがみつくようになる。
だから人の話を聞くことが出来ない。
おーなるほど、と自分の中で腑に落ちました。

もしかしたら、皆さんこのことを知っているのかな?
私は、受け身な人は、柔軟だと思っていたので、本当は我が強いのだという発見に
小さな驚きを覚えたのです。