束縛する人間への対処法

昨晩「仰天ニュース」を見ていて、”自分だけに振り向いて欲しい男性がトンデモ事件を起こす”ケースが紹介されていた。
その男性はとにかく女性の関心が自分に向いていないと落ち着かないらしい。
相手が仕事中に電話、子供達に関心が向くと拗ねたり無理に自分に関心を向けさせる嘘をつく。
はっきりいって、なんらかの精神疾患を疑わざるを得ない。

ところが、このように嫉妬深いケースは、世の中にゴロゴロ転がっており、最初は自分を大切にしてくれるのだと手放しで喜んだものの、いつのまにか束縛され息苦しく感じるようになった。結局別れたというパターンが多い。


嫉妬深い人は、自分の何が悪いのかを振り返るチャンスさえ与えられず、親しくなっては別れるの繰り返しである。
本来その原因を作ったのは、大半が家庭であり、親である。
でも親は大事に育てたと思っているので、自らを省みることがない。
もしあるとすれば、別れたことに精神混乱をきたして命を粗末にする行動に走り、精神関係の人が中間に入った場合だけである。

親が与える表面上の愛情と、本当の愛情とは異なる。
結婚申し込みのために、嫉妬深い人の実家を訪れたとき、「いい親だ。やさしそうだ」と印象を抱く人が多いらしいが、そんないいときだけを見ても本当の親子関係は見えない。
どれだけお金をかけてくれようが、甘やかせてくれようが、にこやかでいようが、本当に助けが必要なときに、ぷぃと知らんぷりした親なのだ。
そのせいで、子供は「自分は愛されない存在なのだ」と思いこみ、必死で恋人に「愛されているか」を確認する。

しかしそれは、本来自分で与えるのである。
自分が自分を一番愛するのである。

だから嫉妬深い人にいくら「自分を愛してくれ」懇願されても、恋人が出来るのはたった一つ、精神クリニックに連れて行くこと。
素人には対処できない領域です。
エスカレートする前の早めの対処が大事。

要求が雪だるま式に増えて、事件になることさえもあります。
自分の身を守るために、お相手に治療を受けさせるのです。