どうして受け身なタイプにばかりモテてしまうのか

私は自分が好きだ!と思う人に告白されたことがない。
大概、「うーん、特に薬にもならないけど、毒にもならないな~」みたいな人から好意を寄せられてきた。
もちろん、その好意もありがた迷惑で、独り身の寂しさと天秤にかけて、寂しさが勝ったらつきあうということを繰り返してきた。

当然相手にいつも不満があり、100%こちらから別れを切り出した。

では、なにゆえに同じような人ばかりにこんなに好かれるのだろう?

それは、私が自分でなんでもしなくちゃと抱え込むから。

母を喜ばすことが務めだった私は、誰に対しても気遣いをし提案をする性質が染みついている。
なにか困ったことがあったら、即座に答えを出すために行動し、また効率よく答えを見つけてこられるようになっている。(悲しいけど・・・)

そんな私は何事も決めることの出来ない男性からするとさぞかし頼もしく見えたろう。

ある意味で需要と供給がマッチしている。
そりゃ好まれるわけだ。

ところが私は頼れる男性が好き。
私が決めなくても、決めてくれる人とカップルになりたい。
その願い、私の体質で実現可能?



たぶん無理だね。
決めてくれる人にマッチするのは、お願い上手。
男性にお願いをして、それを叶えてもらって、感謝するタイプ。
私と逆。

私は、人に受け入れられることがないを前提に生きているから、お願いするなんて仰天技できっこない。
ということは、男性に頼られるチャンスを供給出来ない。
当然ながら、私が好む男性と私には接点が生まれない。
待てど暮らせど、好みの男性は寄ってこずなんです。

つまり、私が満足する恋人を見つけるには、私が人に受け入れられることが前提という生き方に変えるのが必須ってこと。
受け入れられると思えば、男性の前に一歩出られる。ちょっとしたお願い事ができる。

ーかわいげのある人ー
私に一番遠い形容詞。

私が受け身なタイプを引き寄せるのは、あるべきものがあるべきところに収まった結果なんだな~と今更ながらに妙に納得!!