つるつるりんさんへ

こんにちは。いただいたメール、拝見しました。

ベテラン先生・・・

どうも決めつけが多いようですね。

優れたカウンセラーは決めつけや割り切りと言ったことは、しないと思います。
「つるつるりんさんが、『ご主人が、飲酒されていることを気に掛けていることや、飲酒の後始末をなさらないこと』を気にしているということ」に耳を傾け、何が心に引っかかっているのかを一緒に考えるのが、カウンセラーの本来のあるべき姿でないでしょうか。

ベテランだから優れている、ベテランだから正しいと思うのは幻想です。
カウンセラーは心を手当するのがお仕事ですから、手法として一時患者にストレスを感じてでも課題に取り組んでもらうことで心の回復を図ることをはあっても、継続的に「なんだかなぁ、このカウンセラー」と思わせるようでは、プロ失格だと思います。

どこの医療機関にかかるかで、3割負担か10割負担かの違いは生じますが、もしお近くで3割負担でカウンセリングを受けられそうなところがあれば、今のところからそちらへ移ることをオススメします。
また10割負担であっても、一時間5~6千円程度の抑えめな料金設定のところもありますので、いろいろと調べてみて下さい。

カウンセリングを受けている間、心理学の本等で学ぶのを控えたらよいかというご質問に対して。
特別そのようなことはないと思います。
私が医療機関にかかっていたときは、「○○な本を読んだら、こう書いてあった」とカウンセリング中に話すことで否定されたりすることはありませんでした。
ただ、カウンセリングは流派というのがあって、アプローチ方法はそれぞれですので、本に書いてある通りの治療方法を指定することは出来ないと思います。
あくまでも知識として、さまざまな本に触れるのは、自分の症状を知る上でもいいことだと思います。
最近のベストセラー「嫌われる勇気」やアダルトチルドレンに関する書籍、母子に関する本など、是非是非読んでみて下さいね。

By KOMA