BizLadyにこんな記事が載っていました。
news.livedoor.com
確かに。「こういう思いをしたことがない」という人はいないんじゃないでしょうか。
専業主婦や非接客業の人からすると、いつも笑顔でお客様に接している職業に就いてる人はコミュニケーション能力が高くて人当たりがいい、という思い込みがあります。
でも、この記事や自分の体験から、そう、とも言い切れないですね。
美容室で体験してしまった嫌なこと
記事によると、されて嫌だったのは
- プライベートへの踏み込み
- 上から目線のアドバイス
- 美容師の話ばかりを聞かされる
- ヘアスタイルへのケチつけ
- 意見の押しつけ
- 客の意向叩き
- 容姿への評価
- 相応しくない言葉使い
なのだそうです。
改めて見ると、性格悪そうな要素満載ですね。
接客業以前に、人として好きにはなれなさそうです。
嫌な思いをさせてしまう人の問題点
記事では「受け手(客)次第、相性の問題」と結論づけてるけど、それならなおさら万人受けする失礼のない接客を心がけるのが賢い選択ではないでしょうか。客商売は好かれてナンボなわけですから。
上記のような態度を取る人は次のような特徴があります。
- 自分と相手の線引きがあいまい
- 自信がなく相手のちょっとした弱点を見つけてマウンティング
- 「認めて欲しい」という承認欲求の塊
- 自分の意見を「絶対」と勘違い
- 自分は常に上で相手を見下す一方
- 正しく躾けを受けていない
「相手を立てるとか敬意を払う」ということを知らないので、他者の領域にズカズカ土足で入ったり、メッタメタに叩いたり、認めてよぉ~と依存したり、私は神!と勘違いしたり、マイルール(タメ口OK)を設けたりと、やりたい放題なわけです。
こんなハチャメチャな態度は「ママ、おっぱいちょーだい!」といってる子どもと変わりません。つまり [精神が年齢に追いついて自分という存在を確立するところ] まで至っていないです。
これでは他者をもてなす、喜ばせるといった高度な対応は無理です。
人にたくさん接したからって能力が上がるわけではない
このような事態であったとしても、美容師さんももう大人。いちいちお客さんは「こんなことしていてはいけないよ」と教えてはくれません。もちろん周りのスタッフも同様。
だれも注意してくれる人がいないまま、初めて来店したお客様の気持ちをムッとさせてしまい、次回へ繋げられない。
とすれば、結局自身の経済に反映されるわけですから、いいことなし尽くし。
「人と接するのが苦手だから接客業について訓練するんです」と思ってる方は気をつけた方がいいです。
こういう人は接客する度、相手の気分を害してしまっている。でもそれに気づく機会はない。
接客すればするほど、嫌な気分にさせてしまうお客を増産しているんです。
これはもはや害のまき散らしです。
人と上手く接することのできるようになるには、「人ってなんなの?自分ってなんなの?」を知ることです。接客業に就いてること、その経歴が長いこと、はなんら接客能力の高さとは関係ないのです。