根掘り葉掘り聞く心理とそのかわし方

やたらと人のことを探りたがる人に閉口していませんか?
勤め先に始まって、学歴、子供の進学先、はたまた懐事情から住宅事情まで、とにかくいろいろ聞いてくる。
ほんとうに迷惑です。

だからって逃げ回っても、限度があります。
それならば彼らの心理に真正面から向き合って、きちんと対峙してみませんか?

おつきあいに欠かせないもの→情報

彼らがなぜそこまで執拗にあなたの情報を欲しがるか、考えたことありますか?
彼らは無意識に相手を探らざるを得ないなにかに突き動かされています。

そのなにかは単なる興味?それとも、相手を知るため?

いいえ、そうではありません。
「不安だから」です。
自分の立ち位置を掴めないから不安なのです。
ちゃんと相手の立ち位置を掴むことで、ふんぞり返ったり、ペコペコしたりする。相手に上下をつけたがる人は、間違った態度をとらないように、まずは情報が必要です。

なので出会い頭、ますはそこを押さえにかかります。

彼らの価値観を見極めて適切な処理をする

こういう人にとって地位や名誉は絶対的指標です。自分より上の相手がいたら、裏ではハンカチ噛んで悔しがってます。本音では誰よりも偉そばっていたい。そうなれれば自信に満ちあふれた自分になれると信じています。

だから自分より上の人ばかりだと自尊心が充たされず、とにかく格下相手を探そうとやっきになります。こちらがのらーりくらーりかわしても、手を緩めることはありません。

それならいっそ、すてきな自分を確保してもらいましょう。そうすれば、彼らの中では納得がいくんですから。

「旦那さんって、どこの大学出身?」→「○○さんの旦那さんほどじゃないですよ。うちのはそこらへんの学校を卒業していますから」
「お勤め先は?」→「○○さんは立派な勤め先にお勤めに見えますよ。いつもきれいな格好で、きりっとした表情でご出勤されてますもん」

これって質問にはまったく答えてないけれど、彼らは満足します。
自分の方が上に扱われてるからね。

つまり質問には意図があって、その意図を満たすのであれば、クソまじめな(言葉汚くてスイマセン)回答は不要ってこと。

この方法っていろんなところに使えて、
「家賃っていくら?」→「○○さんほど立派な家に住んでるわけじゃないので、言うのがお恥ずかしい位です」
「彼氏っているの?」→「○○さんみたいにモテるわけじゃないので、ね…」

根掘り葉掘り聞く相手には、ひたすらヨイショを続けて、不毛な会話はさっさと終わらしましょう。
これが鬱陶しい質問をかわすコツです。