執拗に答えを迫る人への対処法

どこの世界にも、執拗に答えを引き出そうとするヤツがいる。
なぜそこまで拘るのか?と言えば、
 単に興味があるから
 (答えをネタに)自分と比べたいから
が、理由だろう。

しかしそんな表面的なものではなく、ホントはもっと必要に迫られた理由がある。

質問者と問いの関係

質問といっても、されて何とも思わないものは除く。

例えば
なんで結婚しないの?や恋人がいたことあるの?
といったプライベートな質問や
年収いくら?どこにお勤め?といった
社会的地位に関するものを想定して欲しい。

子供ならいざしらず、大人が質問してきた場合、
未婚者は結婚しない理由を訊かないし、つきあったことのない人は恋人の有無を尋ねてはこない。
同じく、年収がめちゃくちゃ低いかゼロの人は年収を訊いてこないし、零細企業に勤める人は勤め先を尋ねることをしない。

質問者は、明らかに自分が優位に立てる分野のことを訊いてくる。

問いから得られる情報

ということは、質問してくる分野に自信があるということ。
ひっくり返すと、質問していない分野には自信がないということ。
さらに突っ込んで考えると、質問していない分野に自信がなさ過ぎるから、質問することで安心できる話題に身を置いて、自信のなさから目を反らしている、ということが分かる。

答えを執拗に迫る背景

このように、質問者は自信のなさから距離を置くために、安全圏の話題ばかりしたがる。
だから、こちらが答えを断ると、
「え~なんで、教えてよ」「なんか隠したい理由でもあるの?」
といった必死の引き留めに出る。
自覚はしていないだろうが、この時点で”必ず勝てる勝負ができなかったらどうしよう”という恐怖におののいている。

迫る人への対処法

見てきたように、質問者の心はとっても弱い。
なので上手く反撃すれば、あっさりと引き下がる。
では、どう反撃するか?

それはズバリ「ホンネを突く」こと
「○○○(話題)以外、自信ないんだね。だから必ず優位に立てそうなことをしつこく訊いてくる。」

もうこれで、しつこく訊くこと=自信のなさを披露 という構図が出来上がったので、手を出せなくなる。

立ち入った質問をする愚かさを知らぬヤツは、自信がないからこそ、そういうことをしてくる。
答えられない自分が悪いんじゃなく、相手の姑息な心が問題なのだ。
変なヤツには巻き込まれないでおきましょう。