ホンマでっかをヒントに「好きな人と付き合えない理由」を考えてみた

好きじゃない人にばかり寄ってこられる

これ、女性全般が抱く悩みですよね。特に婚活だと、会って次に進みたいと思った人からはお断りをされて、そうではない人から是非にと言われる。本当に悩ましいです。

では、この「好きな人とは付き合えない理由」ってなんなんでしょう?
TV番組「ホンマでっか」でおなじみ精神科医の植木理恵さんの言葉をヒントに考えてみました。

植木先生のひと言から分かること

最初に異質性に憧れた後は自分と同じ部分を探していくのが“恋”、最初に同質性を感じた後は自分と異なる部分を含めて好きになるのが“愛”
だから、好きになる人(恋)と付き合う人(愛)は異なる。

だとすれば、好きになる相手は自分と違うものを持っている人、ということになります。日本の大半の女性は、恋愛に対して受身な姿勢ですから、この場合積極的な姿勢の男性が好きの対象なのでしょう。

一方で、積極的な男性は、同質である積極的な女性と付き合うと言っています。仮に受身な女性に惹かれたとしても、心のどこかで「お互いが違いすぎるかも?」と思って、同じくらい自立したしっかり者の女性とくっつくんでしょう。

結果、受身な女性は好きな人と付き合うチャンスを逃す。で、「好きな人と付き合えない」と嘆くことになるんです。

受身はやっぱり残る

では、あぶれた受身な男性はどこへいくんでしょう?

一部は恋愛を諦め、身を引く。また一部は、二次元へ逃げ込む。そして残りの人たちは、結婚相談所などの人の手を借りて受身な女性へ向かおうとします。

結婚相談所で出会う受身な男性と受身な女性。これだと、「愛」につながりそうな気がします。スタートとしては悪くありません。しかし女性はドキドキした恋をしたがります。やはり異質性への憧れを捨てきれない。そのため心の中で不完全燃焼を起こします。

さらには同質性でつながった愛にも「自分と異なる部分」が必要なのに、恋愛初心者の男性が「キミに合わせるよ」や「キミの好きにしていい」などと言ってしまって、異質が出てこず…結局愛は消えてしまう。

そうやって、受身な女性と受身な男性はいつまでもシングルであり続けるのです。

ドキドキする相手と付き合いたければ自分が変わる

でももし、このままシングルであり続けるのがイヤだー、というのなら、自分の姿勢を変えるしかありません。積極的な男性と同質の積極的な女性を目指しましょう。

といっても、ガンガン男の人をクドく肉食系女子になれ、といってるわけではありません。積極的というのは、人の心に上手く接触できることを指しています。人の心を見抜くことは、自分の心の目を信じ、相手の中にある良識や志を信じることです。力強い我が求められます。

つまり回り回って、自分を信じられるようになれ!ということです。
そうです、結局ドキドキする相手と付き合えないのは、自分の有り様の問題なのです。

女性が好きになるのは、自信のあるしっかりしたオトコ。そして自信のある男性もまた、芯の強い女性を求めています。お互いがお互いを頼りがいのある相手と認めるような関係が、好きな者同士の恋愛です。

その土俵に上がるには、出会いの数を増やすより内面を改革して、自分を強く高める方法を探求する方が早道。多くの女性が不満を抱えたまま、独身で居続けるのが怖くて、気持ちの乗らない相手と結婚し、不満を積もらせています。

そんな不幸に巻き込まれるだなんて、自分が可哀想に思いませんか?本当に好きな人に好かれ、その人と付き合って結婚してみませんか。今からでも遅くはありません。内面を磨くことに取り組んでみてください。

参考になる図書(←恋愛とは無関係の心を鍛える内容です)

マンガでやさしくわかるU理論

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