結婚できない人は、なぜ結婚できないままなのか?

なんとも奇っ怪なタイトルに思われるかも知れません。結婚できないからに決まっとるやろっ、とツッコミを食らいそう。けど、これめっちゃ大事なことなんです。

結婚できない人が、結婚できないままなのはなぜか?

その「なぜ」が見つからないから、独身のままなわけで。見方を変えると「なぜ」が見つかれば、打つ手あり!とも言える。

「出会いがない」「容姿に自信がない」←それ、ホントですか?

もっと深く探っていくと、別の原因が分かるかも知れません。

f:id:idea-for-life:20190415112748j

婚活を企業問題に喩えると

結婚の話をする前に、ある社長さんのぼやきにつきあってください。

「あ~今月も売上げがあがらないなぁ。赤字続きじゃ潰れちゃうよ。きっと営業成績が悪いからだな。よし、ここはガツンと言ってやるか!」

昭和の時代によく見られた風景です。売上げがあがらない、だから売上げをあげればよい。営業に喝という発想。

でも…本当に営業の問題でしょうか?営業の問題といえるほど、分析したと言えるのでしょうか?

違いますよね。社長さんは売上げがあがらない、を即営業の問題と思い込んでしまっています。

よーく考えれば、品物がニーズにマッチしていない、他社の製品が優れていて安価である、保守など必要なサービス体制が整っていないなど、さまざまな要因が考えられます。それらを一つ一つ消していって、最後に営業の「ここが問題!」というが分かって初めて、営業に物言う意味が出てきます。

これと同じことが婚活にも起きています。

好きな人と結婚する方法

「あ~今月もマッチングなし。このままじゃ生涯独身決定だよ。きっと登録しているマッチングサイトが悪いんだな。よし、別のサイトに登録しよう!」

さきほどとまったく同じ。マッチングしない、だからマッチングの場所を増やせば良い。新しいマッチングサイト登録という発想。

けれどもそういう人に限って、相手からの申込に「なんかピンとこない。」「ときめきを感じない」と願い下げをします。待ちに待った出会いがやってきたというのに。

つまり出会いの数が問題じゃなくて、素敵な人との出会いがないが問題。

では素敵な人が誰かを知るために、今まで出会った中でこの人!と思う人を思い浮かべてみると、一人や二人心当たりがあります。ただ、その一人か二人と結婚にたどり着いていません。その事実を真摯に受け止め、なにが問題だったかに意識を集中すると、

自分のニーズ、と相手のニーズがモロすれ違ってることに気づきます。

ならば打つ手は一つ。相手のニーズを探り、それに合わせた自分作りをしていけばいい。

クリアできれば好みの人と見事結婚できるというわけです。

結婚できない原因

結婚できないままなのは、結婚できないという問題から目を反らしているからです。いつか結婚できる、モテてたから結婚できる、と何も考えず待ちの姿勢でいるから、状況がいつまでたっても固まったまんま。

結婚相談所に登録しようが、マッチングサイトに登録しようが、待ち姿勢の女性が好みという男性ばかりに申し込まれます。彼らは気弱で、恋愛に疎いメンズ。女性好みのスコートできて女心を理解したスマートくんとはほど遠い。アンマッチは火を見るよりも明らかです。

これではなんべんお見合いを繰り返しても、結果は変わりませんね。10年経とうが20年経とうが、結婚できないままです。

だから未来を変えたいなら、足元の自分を変える。好みの男性を思い浮かべてニーズを探ることからです。あなた好みの男性は、どんな女性を求めているんでしょう?

そういう、自分の目からを相手の目からにスイッチすることって、案外大切なんですよ。