やったほうがいいこと

人には'やらなくてはいけないこと'と'やったほうがいいこと'がある。
仕事や部活で、やらなければいけないの状態に置かれたら、行動するのだけど、
人助けや気配りや告白など、やったほうがいいことはやらない人がいる。
別にやらなくても、個人の自由なのだけど人生トータルで見て損しているなと思う。

やったほうがいいことは、誰かが「今、××しなさい」とは命令してくれない。

自分で状況を判断して、どのように出るか考えるのだ。
それが、相手に対していい塩梅で手を出せると、「やさしさ」になる。
手を出しすぎると、親切の押し売り、出さなさ過ぎると冷たいと相手に捉えられる。
やさしくするとは、実は高度なテクニックなのだ。
高度なテクニックだけに、何度も試行錯誤しながら技術を向上していく。

女性は好きな男性のタイプを聞くと「やさしい人」という。やさしいとはいつも
Yesといってくれる人ではない、時に叱り、時に助けてくれる人のことだ。
しかし、時にというのはどういったときか大まかな指針があるだけで、マニュアル
など、存在しない。もしマニュアルがあったとしても、場面に合致しなければ
白々しくなる。

人生でたくさんのやったほうがいいことをしていると、人の考えていることが
分かるようになり、判断力が増す。すると自分で場の主導権を握れ、且つ、
信頼も得やすい。さらにモテやすい。
やったほうがいいことをしない人は、いつも誰かの判断に頼り、主導権は握れず
且つ、存在感が薄れる。当然モテない。

ここまで書けば当然どっちがお得人生が分かるはずだ。
確かにやったほうがいいことは、失敗もしやすい。でも、失敗しない人なんている
のか?
行動が洗練されている人も実は過去にいっぱい失敗しているんだ。
そこでしっかり反省して、何度も改良してるから、当たり前だけどやったほうが
いいことをしない人より頭何個か分リードするわけだ。

人生何事も経験というけど、私がお勧めするのはやったほうがいいことをすること。
いっぱい失敗して、自分のダメさに向かい合える人は謙虚だし、人の痛みの分かる
真のやさしい人になれると思うのです。