人に嫌われる理由を考える

人に嫌われるタイプというのに
1.自慢の多い人
2.愚痴の多い人
3.横柄な態度の人
というのが、挙げられる。
確かに、このような態度の人は、一緒にいて楽しくない。友達としても
関わり合いたくない。

では、なぜこれらの人を避けるのか?

それはずばり、どのタイプも自分に自信がないから。

自慢が多い人は、自慢をして、相手に承認してもらわないと、自分の存在
価値を認められず、自己否定してしまう。
生きるために、水を必要とするかのごとく、自慢の承認を必要とし、
自慢話をしてしまう。

愚痴の多い人は、愚痴の源に立ち向かう勇気がなく、気持ちだけが膨らんで
愚痴を自己内で消化できず、誰かに「しょうがないよね」と承認して欲しくて
もしくは「大変だね」ってねぎらって欲しくて、愚痴を言い続ける。
生きるために、排泄を必要とするかのごとく、愚痴を垂れ流し、自分は悪くない
被害者だと承認して欲しがる。

横柄な態度の人は、他人をけ落として、自分の立ち位置を上げないと、自分の
存在が揺らいでしまうと思っている。
生きるために、競争社会を勝ち抜くがごとく、他人をけ落として、自分の存在
価値を無理矢理押し上げる。

自信がないから、見た目だけ強く出ようとする。
そんな人、友達やパートナーとしては、頼りなさ過ぎ。
人は人と関係を築くとき、相手の強さを無意識ながら見る。
だって、助け合う仲間なのだから、心許ない人は選びたくないもの。

人に対して感情の好き・嫌いもあるだろうが、もう一歩考えを推し進めて、
好き嫌いの感情が発生する理由まで探れたら、人間という物への理解が深まるかも
しれない。