不潔が意味するもの

合コンで不潔な男性はソッコー候補落ち という話は女子の中で常識と捉えられて
いる。
けれど世の中に不潔な男性は多い。
例えば就職活動の面接でも、頭にフケがのったまま、スーツを着用して面接会場を
訪れる学生がいるらしい。学校の就職支援課も「清潔にするから教えなくちゃなら
ない?!」と頭を抱えている。
会社に入ってみると、・口臭・体臭・ヒゲのそり残し・爪が長い・爪が汚い・鼻をほじる
・つばを付けて書類をめくる・フケがヒドイ・鼻毛ででいる など上げればきりがないほど
不潔さんがたくさんいる。

では、なぜ不潔がそこまで嫌われるのだろう?と考えると

・ニオイで不愉快な思いをさせられるから
・不衛生だと相手に感染症などの病気を引きおこす可能性があるから
の2点は安易に思いつく。

しかし、本当にそれだけだろうか?
俗に言う生理的にムリ!とはどのような意味だろう?
なぜ言葉にハッキリ表せないけど危険信号[E:danger]が灯るんだろう?

それはおそらく不潔人間の視野の狭さと頑固さが、将来コチラに悪影響を及ぼすと、
本能的に察知しているからではないだろうか?
不潔でも気にしないということは、相手を不快にしても気にしないということであり
従って、相手がどう思おうと関係ないということになる。

同じ時間を過ごす人間が相手のことを考えないだった場合、歩み寄るとか話し合う
という可能性は極めて低い。
本来ならば幼少の頃から躾の一環として、清潔に身体を保つという訓練を親から
受け、変化することを覚えるのに、訓練教育を受けなかったから恐ろしくワガママ
(自分さえよければいい)になっているのだ。
そんなワガママな人間は会社に入っても、教育を素直に受け変化するとは到底
考えられない。

つまり単純な不潔という現象だけで、その人の成長力のなさとワガママさを物語る
ことになるのだ。

人間はつくづく良くできた存在だと思う。
きちんと危険対象を避けるようにできている。
不潔をあなどるなかれ。きっとその不潔がもたらす悪影響は計り知れないものなのだ。

女性がつきあう絶対条件に清潔なことを上げるのは当然。
一緒にいて、心地よく、臨機応変で、相手のことまで考えられる人の方がいいに
決まっているから。