母の存在

レディーガガさんが、「徹子の部屋」に出演した際、黒柳さんとガガさん、共に
社会に認められない辛い時期があった点が共通して盛り上がったんだと。
その辛い時期に母が味方をしてくれたからこそ、今の自分があるって
二人とも感じているらしい。

親って本当はそういう存在であって欲しいよね。

このブログを読んでいる大半の人は、機能不全家族出身なので、母が味方して
くれるって経験に乏しいんだよね。
その経験不足が原因で、自分の心に信じる核を持てないだとか、頼る人がいなくて、
表面上自分をしっかり持つアスペルガーに惹かれたり、他人の評価に頼るあまり
くそ真面目になって自分を疲弊させてしまっている。
悲しいけど、負の連鎖。
母から受けた影響が人生の選択に関わってくる。

私はつい最近まで、「人を幸せにする」ということをしてない自分に気がつかなかった。
母親のために子供が犠牲になるというモデルしか家庭になかったから、今度は私の
ために周囲が犠牲になるという人間関係しか知らなかった。
その結果、多くの人は私から離れていき、焦った私は品物を送ったり、こまめに
連絡することで相手をつなぎ止めようとした。
相手の立場に立つならば、「なんてうっとおしいやつなんだろう」と思ったに
違いない。迷惑かけました。

人間とうまく関われる人の親は、やはり人間性が高い。
子供に罪はないのに、親の不出来をそのまま背負うなんて、不条理だね。

母は良い影響も悪い影響もそのまま子の人生全般に被さってくる。
子の親にしてこの子ありなのだ。
人生を成功する人の何割かは、きっと親から与えられた勇気や自信の賜が
実を結んだおかげだろう。

でも我々アダルトチルドレンだって、できるはずさ。
自分の間違いに気付きさえすれば。