正しいと思い込んでいること

警察はちゃんと捜査してくれる。
大企業の製品は信頼できる。壊れない。
ドラマは1回の欠けもなく放送される。
弁護士は人格者だ。
会社はお給料を社員に配布する。

これは、私が思いこんでいること。

でも、実際こうはいかないのです。

警察が不祥事を起こし、ストーカーを見逃すこともあれば
大企業の製品が初期不良を抱えていることもあり
ドラマはつじつまの合わない設定に突如変わったり
弁護士さんなのに、依頼者の話を聞けない人がいて
会社はキャッシュが回せなければ、給与は出せないのです。

上記のことは、大体そうらしいということであって、絶対そうなのだということではない。
この二つの違いについて、詳細にわからなければ、自分に都合の悪いことが
起こったときに、怒りで破裂しそうになる。
だって100%実現するハズだったのでしょう?って。

コレは絶対正しいんだ!と突き進めば突き進むほど、己を追い詰め、狭い世界
に閉じこめることになる。
平常心でいるとは、すなわち起こったことに対して腹を立てないということである。
絶対を信じないから、解決策へ考えをシフトできる。
期待とはそれほどまでに害悪を生む根源だ。

私にとって考えないと言うことは即ち死を意味する。
しかしながら、盲目的に信じている部分がまだ多くあることもまた事実。

信じるけど信じないという矛盾した概念を持てるために、今日の私はどう考えるの
だろう。