受け身の恋愛から脱却

<年頃になったら結婚できると思っていた>という思いを抱いていた人が多い事実が
語るように、幸せは自動的に降ってくると信じている人が多い気がします。

悩み相談にも「愛されたい」と打ち明けている人が多い。

全ての人が受け身です。

幸せって天から降ってくるものなのでしょうか?

あなたが神様だとして、ぼーっとしている人間に目をかけるのでしょうか?
やっぱり頑張っている人に目をかけたくなりますよね。

さて、人は”受け取る側の人”という位置からなかなか出ようとしません。
愛されたい、大事にされたい、守られたい←これ、全て受け取る側の主張です。

でも、世の中は平等に出来ていて、渡して初めて受け取れるシステムです。
人を愛することの出来ない人に、愛される日は訪れません。
婚活で上手くいかなかった人が、ある日突然王子様に出会って結婚なんて
ことはなくて、心持ちをちょっと相手に向けてみた結果、相手からも気持ちを
もらえたことで、前向きに進めたってことが多いのではないでしょうか。

欠けている方に注意を払えば、補いたくなります。
でも満たされている方に注意を払えば、与える余裕ができます。

三輪康子支配人が言うように、自己肯定感、自画自賛力があるのとないのでは
雲泥の差が生まれます。
自分が満たされていると認識したら、相手が足りないといったときに、これどうぞと
渡すことが出来ます。
余裕とはそういう所から生まれるのです。

自己肯定感、自画自賛力を身につけるとは即ち、自分で考え自分のために
力を尽くすことだと思います。
何かの結果や、資格で保証されるものではない。

容姿でも、家柄でも、頭脳でもない、ただ自分を愛おしみ、認める力さえあれば
肯定感は生まれます。
それだけは、皆等しく神から与えられると言っても良いでしょう。

愛して初めて愛される。
この法則を知れば、愛されないと嘆くより前にやることがあると気づくでしょう。