パーソナルトレーナー制度に見る人間関係

肉体改造のためのパーソナルトレーナが脚光を浴びている模様。
マンツーマンで、ずっとつきそって、トレーニングの様子をチェックしてくれる。
フォームが間違えていれば、すぐに修正してくれる。
なんともありがたい存在だ。

ただ、一流のトレーナーともなると、月額週十万円するそうなので、庶民には夢の
また夢。

さて、このパーソナルトレーナー制度。
ダイエットが成功するために大変役立つと思う。
それは専門家だからということだけではなく、精神的なよりどころになってくれるから。
へこたれそうになっても、すぐ傍で、「頑張りましょう!あとちょっと」と言われれば
頑張れちゃう。
うまく結果に結びつかない日々でも、「大丈夫、ここをこう直しましょう」と励まされば、
前向きになれる。
人と人の結びつきが、ただただトレーニングするの倍の効果を生み出す。

誰かに見守られているということは、それだけで勇気がわく。
・一人じゃないという強さ
・知識を与えてくれるという安心感
・一緒に喜んでくれる人がいるという連帯感
このような気持ちは、人をよりよい方向へ導いてくれる。

人はいるだけで意味がある。

とすれば、上記のような要素を少なからず与えられる存在だからではないだろうか?
自分が居る。相手が居る。自分のために相手が居る。相手のために自分が居る。
そういう人間関係が構築できれば、人は間違えた方向にいかない。

自分は今、どういう存在として、ココに存在しているのだろう?
自分のため、誰かのため、ちゃんと人として、守り守られる存在としていますか?
友達の多い少ないでも携帯の登録アドレス数でもない、本当の人間関係は
心で”自分がいる”という実感をかみしめることではないかと思うのです。