プロポーズの言葉

まさかのNO!失敗するプロポーズの言葉(リンク切れ)という記事から、OKとNGの判断の分かれ目
について考えてみた。

ダメな例としてあげられているのが

・~をしてくれ と夫の世話を要求されるプロポーズ
・~してあげる と恩着せがましい主張
・~できるか分からないけど・・・という自信のない主張

まあ、上記の例に関しては、いち人間として自立していない・依存心丸出しなので
結婚してもロクなことはないから、お断りするのは理解できる。

私が頭を抱え込んでいるのは
・一緒に仲良く年を取っていこう はOKで
・一緒の墓に入ろう はNGってとこ。

共に言っていることは同じなのに、なんでOKかNGか分かれるのか?
記事では、雰囲気ぶちこわしという程度の考察で留まっていた。
墓という単語が、死を思い起こさせるから悪いのか?
いや、たぶん相手への束縛度合いなのかな。

一緒に仲良く年を取るのは、お互いが意志を持って、いたわり合って、一緒に歩んで
いくこと->即ち、そのときそのときを区切って考えても、ちゃんと互いに尊重しあえて
いる。
一方墓の中まで一緒にいるのは、意志を持てる生きている時間は全て夫に寄り添い
死後も夫の側にいろと強制している。->即ち、どこをどう切っても、夫が妻を支配
している。

人間は同じ主張を聞くにも、執着・支配のないフラットな言葉ならば、素直に耳にする
ことができる。反対に言葉のどこかに、そのような粘着質な感情があれば、直ちに
不快に感じ遠ざけたいと思うのだ。

プロポーズ一つで、男性の考え方や生き方がきれいに反映される。
プロポーズが聞いて心地よい言葉でなければ、女性はNO!の答えを出した方が
後々幸せになれる。

言葉ってとっても大切。
男性がいろいろ考えて言ってくれた言葉だからこそ、女性は厳しく真摯に精査して
欲しい。
その後の生活は、全てその言葉の写しのように流れるのだから。