友達の優先順位

高校の頃、同じ仲良しグループでも華やかなAちゃんの方が、地味なBちゃんより好き
という意識が私にあった。
Aちゃんは、人脈も広く、すぱっと物を言い、みんなから好かれている。
そんなAちゃんの事が好きで、Bちゃんよりも優先して接したように思います。

自信がなく、美的要素のない私は、Aちゃんと一緒にいることで、自分の弱点を
補おうとしていたのでしょう。

まぁ、高校のときなら、ありそうな話です。

ところが、20代になっても、人を差別する人がいます。

前の約束を反故にし、自分の好きな人をなによりも優先する。
優先する理由は、自分がそうしたいから。
約束を断られる側の心の内は、想像すらしません。

そのような自分勝手な行いは、信頼を無くしかねません。
ですが、そんなことおかまいなし。
GOING MY WAY な行動をしつくし、最後に全員から見放されます。

そうなっても尚、自分の間違えに気がつくことができなければ、その人はもはや
人間付き合いできるレベルではありませんので、是非孤独と向き合ってください。

孤独って悪くないですよ。
誰かに合わせることも、比較することもない。
すべてが自分基準。
でも以前のGOING MY WAYとは違います。
自分の内に内に入って、自分がどう感じ、何を大切にしているのか見通せれば
同時に他者も大切にしている物がある、感情があるって気付くことできますもん。

人生は螺旋階段状に成熟していきます。
究極まで思想を突き詰めれば、壁にぶつかり、その壁を突破したいという情熱で
壁を乗り越えていけるのです。

何がダメということはない。
友達に優先順位があってもいい。
その考えを突き詰めれば、別の考えに抜けられます。

窮すれば、通ず。
まさに、その通り。