人の心の傷に塩の塗る心理を考えてみた

やられた側からすると、なんて卑劣な行為やねん(怒)と思うことも、あまり自覚せず
本人はやっているってことがある。

その一つが傷に塩を塗ること。

一般に、そのような行為をする人は嫌われ、避けられる。

そんなこと分かっているのにやってしまう・・・というのはなんかカラクリありそうだ。

塩を塗っている側(攻撃側)は、無意識ながらその場面や心理が苦手だ。
過去の嫌な体験を彷彿とさせる場面に出くわすと、とにかくそこを避けたくなる。
避けるには二通り方法があって、一つは自分が下がる方法、もう一つは相手を押しのける方法。

賢い人間は前者を選択する。苦手なのはあくまでも自分の個人的理由だから、制御
可能な自分を移動させることで自分を守る。
愚かな人間は後者を選択する。自分が嫌な気分になるのは相手のせいだから、相手を
潰して再起不能にすることで自分を守る。

ちなみに、芯から強い人間は、苦手な状況であっても自我を一旦引き下がらせて
相手の話に耳を傾ける。

Sさんが私の傷に塩を塗ったのは、過去に彼の母親が繰り返しぶつくさ言っていた
ことを彷彿とさせる場面をなんとかしたかったから。
彼は耐えられない・不快だと感じた瞬間に、どんな卑劣な手を使っても相手を黙らせ
ようとしていた。
自分の感情が全てにおいて優先されるものであり、その影で傷つく人がいても
そんなの関係ないと切り捨てる行為。
私がもっとも嫌う他者を尊重しない態度。

冷静になれば、Sさんの弱さが見えます。
でも弱さがあるから人の尊厳を踏みにじってもよいというルールはありません。
私は心の奥底でずっとSさんを警戒しています。
いつか、この人は私を潰す と肝に銘じています。

金を積んでくれても、やさしい言葉を掛けてくれても、一番辛いときに平気で人を
踏みつける人間は信頼できません。
ね?結婚って虚しいでしょう。

だから、一番辛いときに支え合えるって分かる人とみんなは結婚してくださいね。
心の傷に平気で塩を塗るような人間とは一緒にならないでください。
どんなに見てくれや条件が良くても、自分と他人への尊重を放棄した時点で、
その人は人であって人でない化け物だと私は思います。