自分の心に素直になれますように

-自分の感じたままが自分で理解(わか)らない-
-言いたいことを言えない-
ということは、普通の人でもあるし、ましてや押さえつけられて育ったAC(アダルトチルドレン)ならなおさら、その傾向が強い。

一度生まれた気持ちはどこかで発散されなければ、自分に跳ね返るか、他人に八つ当たりとして出現する。
どっちみちどこかで気持ちの発散が行われなければならないのなら、最も適切な形で処理されるのが望ましい。

その”適切な形の処理”はどうやるのか?

これがお手本のない我々ACには難しい。
けど案ずるより産むが易し。まずやってみることだ。

さっき散歩をしていたら、前方駐車した車が駐車場から出るところに出くわした。
私の心の中にとっさに「あぁー出にくそうだな。知らない人だけど手伝いたいな」という気持ちが芽生えた。
いつもの私ならそれでもしらんぷりをして、その場を去るだろう。
しかし、自分の気持ちのままに居たかったので、「誘導しますよ」と言って、手伝いをした。

相手には要らぬ気遣いかもしれない。(←そんなにお礼言われなかったし・・・)
その要る要らないの線引きが相手の意に沿って出来ているかは分からない。
それでもなにか前に出ることで、消極的で厭世主義な人生から抜け出せると思った。

自分の目的を達成するために相手の心を潰すようなことはあってはならないが、それ以外はやってみる価値がある。
魅力的な人は皆行動的で、迷っている我々を後ろから抜き去り、サラっとやってみせる。
私は今まで魅力的な人がそのような行動を出来ることが不思議でならなかった。
今となっては、彼らは気持ちのままに生きていたのだと分かる。

自分が憧れた魅力的な人に一歩でも近づけるように、自分の心に敏感に、これからも思考を重ねていこうと思う。それが自分も相手も救うことになるからね。

今年一年のお付き合い、ありがとうございました。
2012年分はこれでおしまい。

また来年お会いしましょう。