親を克服するヒント

日頃、ブログでは偉そうなことを言っていても、小心者のKOMA。
常識を押しつけられそうになったら、意志を持って反論しようと心に決めているのに、いざその場に立つとできない…情けないです。

でね、その場に立ったときの心境をよく考えてみると、幼いときに親の機嫌を損ねるのが怖くて言いなりになっていたときと同じだって気がついたのです。

反論したからって、どっーてことないのに、絶対に「はい」って言わないと、ものすごい嫌われる、それが怖いと思ってしまって、恐怖が自分の中で絶大なる力を持ちすぎて、なかなか勝てないんです。

だから落ち着いた反論が出来ない。
言いなりになるか、きゅっと身体を縮こめて毛を逆立てて怒るかしか、できんのです。
相手の言い分を上手く拾って、それを相手にそのまんま返すことができるんが、本物の防御です。
私は相手不在のまま、怖さからひたすら逃げまくっているだけ。

そんなとき映画だったら、主人公はどこかで腹を決めて敵に向き合おうとします。
でも向き合うときは、愛する人とか仲間とか、絆に守られている。
私のように味方のいない状態だとどうしたらいいんでしょうね?

でもヒントが一つだけあります。

論理です。

相手がどんなに暴論や見かけ正当論を言ってこようとも、しつこく相手の言葉を聞き、論理のほころびをみつけだすことができれば、勝てる。
それも相手の言っていることを論拠とするわけですから、反論のされようがありません。

自分を強くするために、親を克服するために、少し頭を鍛えようと思います。
プラトン著 ソクラテスのクリトン(岩波文庫)
これでちょっくら論理を勉強します。