家を一歩出れば、いろんな人に出会います。中には無意識に人を傷つけるイヤ~な奴も。
そんな人を相手に、ストレス溜めていませんか?
気の弱い、優しい人ほどあいまいに笑って流す。そして後で思い出して、寝られなくなったり食欲不振になったり、…下手すると外に出るのが怖くなったり。
私も含めそんな人の助けになるように、言われた言葉への応対を考えていきましょう。
思いつくだけ例を挙げる
【1】容姿批判
顔、大きいね
背、デカいよね
濃い顔だね~
二重アゴ、目立つよ
ケツでかっ!
出っ歯だね
脚、ふっと~!!
老けたねぇ~
【2】雰囲気批判
真面目そう~
おとなしいね
変わってるね
悩みなさそう
【3】無垢なフリしたエグり
子供つくらないの?
恋人いないの?
悩みなさそう
休みの日って何してんの?
うちの子、一重じゃなくって良かった
【4】余計なお世話
目、整形した方がいいよ
~ちゃん、このままだと婚期逃しそう
【5】人格否定
人間としてオカシイ
死ねばいいのに
並べてみると、なかなかのラインナップ♥
言われたことのあるものも、ないものも含めて、胸くそ悪いですね。
やりがちな誤り
ではまず、我々がやりがちな対応から挙げていきます。
その1 びっくりした顔をして、苦笑いスル~
その2 なんでそんなこと言うの!ヒドいと反発
その3 アンタなんかに言われたくない!という相手叩き
たぶんその1が一番多くて、人様からヒドいこと言われると思ってないので、とっさに返せずにいる。その2や3の態度を取れる人は立派。なんとか立ち向かえてるもんね。
ただこの場合、相手は痛くもかゆくもない、というところが致命的。また攻撃がくるかもしれません。
攻撃を封印する方法
では、二度と攻撃されないためには、どうしたらいいのでしょう?
このようなことをやったら、自分に返ってくると思わせられれば良いのです。そのためにも、言った相手に関連すること(主に心理)を口に出してみましょう。
すると、予測では余裕だったはずの展開が、それなりに恐ろしく思えて相手は焦り出します。
【1】容姿批判されたなら、「○○だけは自信あるんだねぇ~、だから○○にだけはデカい口を叩くんだ。」
【2】雰囲気批判されたなら、「そう言っときゃ、自分はイケてると思えるもんね」
【3】妙な質問をされたら、「そんなのに興味あるの~」
【4】余計なお世話をされたら、「人のことあれこれいうの好きだよね」
【5】人格否定されたら、「ほぉ~そこまで言っちゃいますか」
そして最後一発、キツーいお灸を据える
【1】「でも、見た目あれこれ言う人って嫌われそう~」
【2】「実は以前は私と同じ○○な感じだったんじゃない?」
【3】「暇だね or 詮索好きだね」
【4】「友達いなさそう」
【5】「でも、『人間としてオカシイ』という言葉を平気で言う人の方が、まともな感じしないよ」
このように返せば、”あいつは批判すればするほど、ブーメランみたく自分に帰ってくるから、攻撃はよしておこう”と思わせることが出来ます。
論理を積み上げるより、相手の「なぜ、そのようなことをいうのか?」から目を離さないこと、がコツです。
反論は学習することで得られる
なにも学習せずにいると、言われたことを素直に受け取ってしまって、それが図星だとなおさら傷つくという悪循環に陥ります。そうやって自分も含め多くの人が壊れていくのを見てきました。だからこれ以上被害者を増やしたくありません。
言われるあなたが悪いんじゃない、言ってる奴らが悪いんです。反論という武器を手に入れましょう。
最後にある程度の万能に使えるコトバを残しておきます。
「どう思うかは個人の自由だと思うよ、けどわざわざ口に出す必要あるかな。(と相手の軽率さを牽制)」
負けるな! 頑張れ。