自分を省みられない人は大変なトラブルがついて回る

土屋アンナちゃんが舞台の練習に出なかったために損害が発生したと訴える主催者の社長、女子大生のスカートの中を盗撮したのに、盗撮携帯を取り上げられたからと女性を壁にたたきつけ、止めに入った男性を殴った教諭。

そんな話を聞くたびに、なんて自分勝手な人がいるもんだと思う。

前者は主催者が著作者に舞台化することをあらかじめ了承とっておけば、こうはならずに済んだ。

後者はスカートの中を盗撮するといった迷惑犯罪行為をしなければよかった。
どちらも火種を巻いたのは思慮の足りない、自分の利益しか考えられない愚かな側の人間。
「物事には色んな人の色んな思いがあるのだから」というたったこれだけのことが思い描けない。自己都合極まりないです。

自分がもうかること、自分が欲望を満たすことしか頭にない人間は、行く先々でトラブルがついて回る。
そりゃそうです、トラブルとは他者との衝突ですから。
衝突を避けるために、ブレーキをかけたり迂回路を選択する知恵が必要なんです。
ちゃーんとそれをやっている人は、そんなにドッカンといろんなものにぶち当たらない。

最近訴訟が多くなっている背景に、片側の自己都合猛突理論があるように思う。
カネボウの白斑問題しかり、福島でDV保護申請を出したのに現住所を夫に伝えてしまった市役所が補償金を支払うことを拒否した問題しかり。
今私が抱えている本来刃物であってはないものが、勝手に刃物として作られてて、それも取説に一言も説明なしという事件もまた、同じような思いこみ理論。


争いが減る、争いを初期段階で鎮めるには、責められた側が立ち止まって相手の言い分を聞くことだと思う。それも大勢の被害者が出てからではなく、一人の被害者が出た段階で。
最近この手の自分勝手さんをよく見かけるようになったなぁ~と感じる。
日本人はそんなに自己都合の種族だったのか。
世の中で自己都合押し切り型の人が増えすぎた感があるなぁ。