できるの前提・できないの前提

自分の焦りやいらだちの大半が、「どーせできないんだ」と思っているからだと気がついた。

できないのに、無理矢理できるようにしようとするから、無意識に出来ることより出来ないことに意識向いて、結局うまく出来なくなる。そんな自分に勝手にショックを受けて、また「どーせ」の世界に堕ちていく。


自分で、自分の首、絞めてるね。

「できるはず」と思っている人は、可能性に目を向けやすい。
一つ一つを丁寧に検証して、どこにできるの種があるか、探そうとする。
不思議なモノで、探そうとすると、なにかしらんが見つかる。
それがヒントになって、次の可能性、次の可能性、と可能性が芋づる式に見つかる。
一瞬で答えにたどり着けるわけじゃないけど、確実にたどり着ける。これが成功の法則。

それに「できるはず」をベースにしている人の言葉は、前向きで聞き心地がいい。
一生懸命な様子が言葉を介して、醸し出される。
見ているこっちまでもいい気分にさせてくれるし、場合によっては協力したくなる。

私はずっとできないを前提に生きてきた。
結果として、なんの本質さえも追究できないザツな思考の持ち主になった。
たまに出会う丁寧な思考の持ち主と、いったい何が違うのか?
それは前提だった。
そーだ、前提を変えれば、生き方が変わる。
たったそれだけのこと。でも気づくのに何年もかかった。
言い換えると、そんだけ気づくのが難しいってこと。

よく気づいたと思う、自分。