なんとな~く近寄りたくないな、避けたいなと思う人がたまにいる。
見た目がおしゃれで、話題もそこそこある・・・けど引っかかるという人。
どんな人がそれに該当するのか?考えてみた。
ひとつは依存心が強い人。
私を分かってくれる人を探して彷徨い歩いている人は、ちょっと話を聞いてくれそう・自分のことを考えてくれそうという相手を見つけると、ドバァーっと寄りかかってくる。そして、寄りかかり方には際限がない。
人は弱気になればなるほど、誰かに頼りたくなるものだが、限度というのがある。
限度を知らず、延々に絡んでくる人は、「重い人」なので、そういう雰囲気を醸し出している人とは距離を置くことにしている。
ふたつ目は自分のことしか見ていない人。
人にはそれぞれ自分なりの正義がある。
人との間に波風を立てない正義、自分がいいと思ったものを貫く正義、全体的なベネフィットを優先する正義、儒教的な考えを大切にする正義。
時にその正義どうしがぶつかることがある。そのとき、自分の正義と他人の正義が違うと理解している人は、一度他人の正義の世界から見てみる。
すると、自分の正義も他人の正義も両方正しいということに気づくので、無理に自分の正義を押し付けたりしない。
それが、自分の正義は普遍的な正義と勘違いしている人になると、大変に厄介で、自己中心的な物言いにつき合わされ、聞いている側が疲れてくる。
だから、あらかじめ近づかない努力している。
人は寂しいから、誰かとつながりたい。その一点において、偶発的な要素で人同士がつながることは十分にあろう。
ただしそれは一過性のもので、次も、またその次も、人同士がつながることを約束するものではない。
結局のところ、自分がいかに相手に居心地のよい空間を提供できるか、すなわちいかに相手の共感を引き出せるか、が再び人と人を結びつけるKEYとなる。
友達つくりたけりゃ、相手のことを相手以上にしゃべれ。
それがコツな気がする。