「素敵ではない」ってレッテルを貼られたらどうしたらいいのか?

「素敵な人と出会いたい」
「素敵な人と結婚したい」
と、まぁやたら「素敵な人」が必要とされているようです。

「素敵な人」がいるということは、「素敵ではない人」もいるということ。
普段「アノ人は、素敵じゃない」とは表だって言われないけれど、きっと誰かの心の片隅で「アノ人は素敵じゃない」認定が行われていることでしょう。

では、「素敵じゃない人」認定されてしまった人に、どんな声を掛けたらいいのか?

「A嬢にとって貴方は素敵じゃないかもしれないけど、B子さんから見たら素敵に見えることもあるのよ」と慰めるのか、「全女性からみて全く魅力がないようだから、異性との恋愛は諦めた方がいいよ」と諭すのか。


でも結局の所、なにか理由があって「素敵じゃない」認定をされているわけですから、その原因を本人が探して是正しない限り、やはり素敵じゃないままなんだと思います。

ところで素敵じゃないと認定された当人は、その認定に対しどういう感想を抱くのでしょう。
ある者は、「どうせクラスで人気者だった奴らとオレは、はなから別物。相手にされなくて当然」と開き直り、またある者は「ボクだって愛される価値はあるのにぃ~、みんなの分からず屋!」と拗ねることでしょう。

結果、何も変わらない状況が淡々と続くわけです。

そもそも「素敵な人」はなにか問題が生じたとき、正面から解決に向き合ってきたからこその素敵な人なわけで、もし放置しまくっていたら、「素敵じゃない人」になっていたのです。

詰まるところ、問題放置型か問題解決型かで「素敵」か「そうじゃないか」が決まっているのですから、元々の容姿なんてほとんど関係ないのです。

人間一つぐらい得意とするもの、秀でたものがあるはず。
それを見つけ出せるぐらい自分を知ろうと努力し、能力を伸ばしていった人は皆一様に「素敵な人」なのです。

素敵じゃないって認定されていると薄々気づいている人は、是非ともモテるためではなく「素敵」になるための一歩を踏み出して欲しいと思います。