弱い自分に気づく

昨晩、ほとんど眠れませんでした。
一人ベッドの中で悶々と、”ああーなったらどうしよう。こうなったら最悪だ”と考えては苦しくなり、押しつぶされそうな夜でした。

そんなとき気づいたのです。
これは初めての経験ではない・・・と。
なにかピンチが訪れる度、試練が立ちはだかる度、私は最悪を想定して自分を押しつぶしていました。
なんで、またその~、一気にぺしゃんと潰されるかというと---

自分の心の中に、自分を後ろ盾するなにかがナイからです。
「大丈夫だよ、なんとかなるさ」という声が聞こえてこない。
「私が付いているから安心して」という支えがない。
心が空っぽ。

その状態こそが、私に眠れぬ夜をもたらしていたのです。

振り返ると、こういう状態に遭遇する度、できる限りの知恵を使って必死にもがいてきました。

そのもがきがある程度自分のスキルアップにはつながったとはいえ、結果は「焦っていいことナシ」でした。
要するに熟考が足りていないので、どこか詰めが甘いのです。
そして必死の形相は相手に威圧感を与え、たいてい反感を買うのです。

「努力」はいいことだ
けど追い立てられた「努力」はいいのだろうか?
内からわき上がる「努力」こそが、いいことなんじゃないか?

とすれば、私の「努力」はいいことじゃなかった???

何かを根本的に間違えている私。
まずは自分を味方につけること。
自分に自分で励ましの言葉、支えの言葉を掛けられる自分になる。

それがこの負のスパイラルを抜ける唯一の条件だと思いました。