どうやったら自信がつくのか?

このブログで何度も取り上げている、自信をつける方法。
また、新たな見知にたどり着いたので、説明させて欲しい。

自分の経験から考える

我が道のりを振り返ると、まぁまぁ自信が得られそうな経路だったと思う。

平均以上の学歴、平均以上の給与、平均以上の地位。
結果だけみたら、「なんで自信がないの?」と思われるだろう。
でも、確実に自信がなかった。

ブログを始めて、他者の相談を受ける自分、スターをいただく自分、はたまた人に手を貸して感謝される自分。リプライを受けると確かに嬉しい、認められた気がする。でもそれは一瞬だけ。

”もっているものが平均でもダメ、他人からの承認をもらってもダメ、じゃあ残された自信を持つ手ががりはなんだろう?”
と考えたとき、【自分の一言で他者の態度が良き方向に変わったり、笑顔がこぼれたとき】を思い出した。
自分から働きかけて、他者が変化したのを見たとき、なんだかとっても嬉しかった。間接的に自分の存在が認められたようで、微かな自信がうごめいた。

自信はどこから生まれるのか?

人々はいろんなものを持っている人が自信のある人だと言う。
確かに地位の高い人はどっしりとして見える。お金持ちは余裕を持って見える。だが、優れたものを持っているから自信があるのだろうか?

先ほど私は自分の働きかけで他者が変化するのを見たときに自信がうごめいたと言った。
では、自分にとって一番身近な他者は誰か?というと、ナント、自分である。
自分という人格は一人と思っている方が多いと思うが、そうではない。二人以上居る。
何かを一つだけ選ぶとき、Aがいいと思うと同時にBがいい、と悩むのは、二つの人格(の好み)が存在する証拠である。

仮に二つの人格を自分Xと自分Yとすると、自分Xが自分Yに働きかけて、結果、自分Yが今までの行動を改めて、もっと為になる行いをするとしよう。
すると自分Xは、嬉しく感じると同時に、人に影響を与えられる存在なんだ!と自信を持つ。
自分Yも、変えたいと思って変われたわけだから、自信を持つ。
自分Xと自分Yが統合した自分も、もちろん自信が根付く。

こうやって日々小さく変化し、こつこつ成長した結果、しかるべき地位や経済力を手に入れて、自信のある高地位・高収入者が出来上がる。

自信のつけ方

抜群のスタイル維持、高学歴、卓越したリーダーシップ、周りを虜にする求心力、これらは全てその人が自分の中のもう一人を動かして得たものであり、そのプロセスそのものが自信を生んだのだ。

自分が変化したとして、周囲はそんな私を見て、賞賛するかもしれない。
だが、それはほんの一瞬の歓びにしか繋がらない。外から得られる信号は所詮、外のものだ。
途絶えることなく静かに燃えつづける自信は、自分の内側から生み出すものである。