私はプラレール、それとも人?

今年は、芸能界や政界で不倫ネタの尽きない年だった。
男性は既婚者で、女性は既婚だったり独身だったり。
もしこれから結婚することがあれば、夫が不倫しないように、両目を開けて見ておこう。

男性という生き物を理解するには

やはり小さい頃に熱中する遊びを観察するとよい。
男の子はプラレールを組み合わせて、列車を走らせ、延々と一人遊びする。
誰かと遊ぶ、というより、プラレールの世界に没頭するという方が的確。
満足いくまで軌道を変えて、駅や鉄橋を入れて、遊ぶ。

この遊び方。大人になってもパターン踏襲される。

新しいガジェットに夢中になるのは男性客。新発売の商品目当てに前日から並んだりもする。
手に入れると、攻略できるまで必死に食らいつき、やり終えたら達成感と共に自慢する。

男の子にとって、夢中になるモノを制覇することがなによりも楽しい。

遊びの延長にある女の子という存在

従って、たとえ対象がモノから人に変わったとしても、楽しみ方のパターンは同じ。
興味をそそる美女、見たことのない女性という生き物、を目にしたとき、楽しそう!スイッチが働いて、必死になる。

でも攻略したと感じると、最初にあった情熱は消え、別の対象を欲するようになる。
少なくとも思春期の男子の目線はこうだ。
もちろん、全員が短期間につきあって別れるわけではない。ゲームが難しければ難しいほどのめり込むように、女の子の攻略が難しければ難しいほど燃える。
が、それはあくまで手強い相手だから、ということであって、好きだからではない。

女性は賢く見分けよう

男性に、いきなり優しさや愛を求めるのは酷だ。
女性との関わりの初期は、身体に染みついた(プラレール)パターンが優勢になる。

しかし、時が経ち新しいものへの興味が薄れゆく中で、つながりという側面を育てられれば、次のものへと目移りすることがない。
今あるものを育む方がずっと楽しいことに開眼するから。
その楽しさは、決まった相手とでなくては感じられないとすれば、そこでやっとあなたは唯一無二の恋人になれた、ということになる。

ここまできたら、やっと結婚の入り口が見えたということになる。

女性の皆さん、自分は今お相手からどのように見られているだろう?
かけがえのない人と認識されているだろうか?
プロポーズされた、とか、転勤が決まった、とか外的要因によって結婚に進もうとしているなら、ちょっとは考えた方が良い。
とくに結婚した後、夫に不倫されるのは我慢ならない!というなら、なおさら。