カウンセリングを受けた経験のある方は、感じたことありませんか?
-このカウンセラーさん、私の言ったこと覚えてる?ー
2回、3回と回数を重ねても、カウンセリングの出だしは「調子どうですか?」「どうぞ、気になったことを話して下さい」と定型句が並ぶ。先週の振り返りといったつながりを全く口にしない。
まるでカウンセリングがブチブチきれてて、毎回新規スタートのようです。
こうなると、”私のこと気に留めてくれてないのね” といった寂しさが押し寄せ、カウンセラーとの溝が深くなってしまいます。これは双方にとって不幸です。なのに、改善しない。
それには理由があります。
カウンセリングに構造的な問題があるのです。
数をこなさないと職業として成り立たない現状
医療行為には医療保険金が出ますが、カウンセリングは患者さんから受け取るお金が全てです。ですから、なるべく効率よくカウンセリングを実施したい。
そこで、隙間なく予約を受けます。
カルテの記入に割ける時間は10分かそこいら。1時間話を聞いて10分でまとめて、頭の中も整理するのは正直厳しいです。必然的に最低限のメモを整理するに留まります。
あとになって見返しても、すでに何人ものお話を聞いた後なので、記憶が混濁してはっきり思い出せません。なので次回「先週は○○だったよね」と言えないのです。
米国のように高額な料金のカウンセリングが受け入れられる文化が根付けば、少人数の患者さんをじっくりとケアすることもできるのでしょうが、今の日本では難しい。
ですから、毎回新規スタートのようになってしまうのです。
当カウンセリングの特徴(時間)
でも、私はカウンセリングを始めるにあたって、自分が不満だと思ったところはなるべく改善すると決めました。
他の施設にできないなら、自分でやってやろうと。
幸いに、どこに所属するわけでもないので、全てを自由に決められます。
- 患者さんの経済的負担をなるべく減らし、カウンセリングを続けていけるようにする
- 患者さん一人一人に向き合う時間をしっかりと取れるスケジュールにする
こうやって、本気で支援する体制を作っています。
「心の流れ」カウンセリングは、1回50分3000円で受けることができ、カルテ記入時間をカウンセリングと同じ1時間取っています。
つまり、2時間もの間、専門家があなたにつきっきりになってくれるのです。
こんなに時間を割いてくれるカウンセリングは他ではないでしょう。
経験豊かなカウンセラーがいい、臨床心理士やその他資格のあるカウンセラーがいい、と様々な価値観がある中で、じっくり向き合ってくれるカウンセラーがいい、という考え方もあるのではないでしょうか。
当カウンセリングの特徴(進め方)
また開設するにあたって、もう一つ解消しておきたい問題がありました。
それは、このブログでも何度も触れているカウンセリングの停滞感を無くす、です。
傾聴は大切ですが、それ一辺倒だとどうしても進んでいる感が弱まります。
事実、どんな高名な先生にかかろうとも、私自身どこか飽きてしまって、途中棄権せざるを得ませんでした。
そういったことを無くしたい。
故に、カウンセリングはある程度システマチックに行っています。目標を決めて、そこまでを着実に上り詰めていく手法です。私が工学部出身でコンサルタント経験者というところを活かしています。
もちろんAC特有の事情を勘案し、時間を掛けるべきところはじっくりと時間を掛けますので、ご安心ください。
今までたくさんカウンセリングを受けて失望している方に向いています
従来と違ったやり方で進めていくため、これまであちこちでカウンセリングを受けたけれど上手くいかなかった、という方に向いています。
カウンセリング初心者の方は、当サイトでご紹介している他施設が実施する「無料で受けられるカウンセリング」を受けたほうがいいでしょう。ほんとうに無料で受けられるカウンセリングはありませんが、市税を払っているのですから、市民サービスを受ける権利はあります。
身体が痛んだら治療するように、心の痛みも手当が必要です。痛みがそこにあるのなら、無視をしないで向き合いましょう。
「心の流れ」サイトでは、自分で手当てする方法もご紹介しています。是非一度お越し下さい。
最後に、「心の流れ」の有料カウンセリングは成人女性に限定しております。私の技量ゆえの制限となっております。ご了承いただきますようお願いします。
www.kokorononagare.net